ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ) Oenothera rosea
道端によく見かけるアカバナ科の花。
柱頭が5つに分かれていました。通常は4つです。
(2016年4月下旬)
ということで、昨年の写真ですが通常の柱頭の様子。
子房の上にある細い部分は萼筒で、その先にある萼裂片は4枚ですが合着しています。
こちらは2つずつ合着して2枚に見える。
写真のものは花径が2cmほどありますが、かなり大きめです。通常は1.0~1.5cm程度かと。
なんだろう、花がずいぶん大きいな~と思いながら撮ってたのですが、よく見ればこの花も柱頭が多いし、なんだか変です。その場で気づかないところがダメですが(苦笑)
茎には白い軟毛が生えています。
株元から多数の茎が出ています。
(2016年6月下旬)
果実の様子。
(2016年6月下旬)
果実は雨が降ると開く面白いシステムになっています。
(2016年6月下
ユウゲショウというのが、オシロイバナの別名であったりしてややこしいので、よくアカバナユウゲショウとも呼ばれます。
(2018年7月上旬)混生する白花のユウゲショウ。
白花のユウゲショウは初めてみました。もっと寄って見たかったのですが、フェンスがある場所でこれが限界。
特に和名はないようです。
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