ネコノメソウ Chrysosplenium grayanum
林内や林の縁などの少々水に浸るような湿地で見かけるユキノシタ科の花。
萼の裂片は少し黄色を帯び平開せずに立っていて、写真がよくないのですが雄しべは4つ。
葉は対生し、無毛です。似た花のヤマネコノメソウは葉は互生につき、茎などに軟毛が疎らに生えています。
果実(蒴果)は左右が非対称の変わった形。
熟すと開き、中に種子があるのが見えます。
名前の由来には、この様子を猫の目と見立てたとされているようですが、全くそんな感じに見えません(笑)どちらかというとヤマネコノメソウの方が「目」っぽい気がします。
種子だけでなく匍匐枝が出て株が増えます。(ヤマネコノメソウは出ない)
この写真の位置は今一つ密度がないですが、湿地にびっしりとマット状に広がった姿で群生していることが多いです。
(追加画像)
(2017年4月下旬)別の場所にて。
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