ウラシマソウ Arisaema thunbergii ssp. urashima
林縁などで見かけるサトイモ科の植物。まだ仏炎苞は開いてませんでしたが、名前の由来につながる、内部の付属体から伸びた特徴的なひも状のものは出ていました。
これを浦島太郎の釣り糸に喩えてウラシマソウと名付けられています。分かりやすくてとてもうまい名前だな~と思います。
葉は鳥足状複葉で、葉の位置は仏炎苞より高く、ビーチパラソルでも立てながら釣りしているかのようです。
昨年の写真になりますが仏炎苞が開いた状態(2016年4月)
釣り糸を垂らしてアタリを待っているかのようなウラシマソウ。
(同じく2016年4月)
竿をあげてみたけど連れてなくて残念そうなウラシマソウ。
昨日アップしたミミガタテンナンショウと仲間ですが、迫力あったミミガタテンナンショウと比べると、ずっと小型なのに加えウラシマソウという名前もあってか、ユーモラスな感じがします。
こちらも果実は真っ赤なトウモロコシ状のものをつけるようですが、草刈りが入る場所のため、残念ながら果実期は今のところみたことがありません。
(追加画像)
(2017年4月下旬)
よくヒメウラシマソウがフクロウに似てると言われてますが、ウラシマソウも似てるような。
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