ニワトコ Sambucus racemosa ssp. sieboldiana
日当たりのいいところで見かける樹木で、4月くらいになると円錐花序に小さな花を多数つけた姿を見かけるようになります。
1枚目の写真はフラッシュ使用でかなり白く見えますが、やや黄色味がかっています。
花冠は5深裂して反りかえる。5本の雄しべがあり、雌しべの暗赤色の柱頭がよく目立ちます。
ただ、検索で画像など見ていると通常は3つの柱頭だけでなく花柱(?)まで暗赤色に染まっているっぽいんですが、どうも自分が見ているものはそうではなく、先端(柱頭)だけ染まってます。(下向きに写っているものはそうでもないかな)
2016年4月の写真。
この写真だとさらに分かりやすいですが、3つの柱頭の暗赤色だけが際立っていてなんだか顔にみえます(笑)
どういうことなのか、そういうものもあるってことなのか、よくわかりません。
(下に追加画像有り)
葉は対生し奇数羽状複葉、縁には細かい鋸歯がある。
樹皮はゴツゴツした印象で縦に割れてました。
3月中旬の様子。
蕾が出てきています。蕾の色は写真では緑色ですが、紫色のものもあるようです。
若芽や蕾は山菜として食べられるそうです。
2016年6月はじめ。
果実は6月には早くも赤く熟しています。
(追加画像)
(4月下旬)
もう花のシーズンもギリギリですがふと思い出して別の木で撮った花ですが、全体に暗赤色に染まっていました。染まり具合には個体差があるのかな。