ヒメブタナ Hypochaeris glabra
道端で咲くキク科の花ですが、今回はじめて見ました。
最初のぱっと見は「花が小さいようだけど、早くに咲いた気の早いブタナかな?」と思ったのですが、よく見ると葉が無毛でした。ブタナはまた咲いたらアップしますが、この株元付近で葉や花茎などに特に毛が目立ちます。
葉の裏も無毛のようでした。
花径は1cm強といったところ。
総苞はほんの僅かですが毛が散生してみえます。
葉の形自体はブタナと同じような感じ。
草丈はいくつか咲いていたものはどれもだいたい25cm前後でした。
ブタナと比べると花も草丈も小さいしちょっと質素な感じがしましたが、花茎の分岐した花はまだ咲いてなかったので、もうちょっと見映えしてくるのかも。
(追加画像)
(5月上旬)
ブタナの方が花が増えてくる時期ですが、ヒメブタナはすっかり花はなく綿毛姿ばかりでした。
真っ白でなく、褐色がかっている。
痩果は4mmくらい。
嘴と呼ばれる痩果と冠毛をつなぐ柄の部分が長いものと無いもの2種類があるようです。写真のものでもそうですが、外側の果実には無いようです。
冠毛は羽状に枝分かれしています。
でも一部はどういうことかわかりませんが、羽状になってないものもありました。
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