Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ウマノアシガタ Ranunculus japonicus

花の写真1

林の縁で見かけるキンポウゲ科の花。

名前の由来は、花の形から来ていると記憶してましたが、あらためて検索して調べてみると葉の形というのが一般的なようでした。ただしっくりきてない方も多そうで、それならやっぱり花の方のような気が・・・花全体というより花弁の形なら輪郭は似てますし。どちらにしても想像力が逞しいですが(笑)

花径は2cmくらいあり、丸みを帯びた花弁は整っていて光沢があり綺麗な花です。

 

萼片の様子

花弁、萼片とも5枚。

 

葉の様子2

下の方の葉。掌状に5裂した葉が多く鋸歯があります。茎下部では開出毛が目立つ。

 

葉の様子3

ちょっと上の葉。だんだん上の方になるほど細くなる。

 

葉の様子4

さらに上の葉は3裂で鋸歯がない。

 

全体像

草丈は30~60cm程度。

まだ咲き始めでこれから花が増えると思います。

一般的にはごくありふれた野の花のようで、あるところにはたくさんあるのでしょうけど、個人的にはあまり見かけない花です。

 

花の写真2

(これは昨年の写真)

別名がキンポウゲですが、特に八重咲きのものをキンポウゲと呼ぶようです。

いっそ、しっくりこない名前でなくキンポウゲが標準和名で良かったのではないかと(笑)ウマノアシガタという名前も響きはとても面白くて味がありますが。

 

(追加画像)

花の写真3

4月中旬の様子。