シロイヌナズナ Arabidopsis thaliana
街中の植栽の陰などで見られるアブラナ科の花。
アブラナ科らしい白い十字の花で雄しべの数は前後するのかわかりませんが、写真の花では5つ。
花だけ見てると果実(長角果)といいタネツケバナの仲間に似ていますが、タネツケバナの仲間は奇数羽状複葉で、シロイヌナズナとは葉の様子が違うので簡単に見分けられます。
ほかに名前にも入っているようにナズナにも似ていますが、果実の形がナズナはハート型のような形でシロイヌナズナは長角果で棒状なのでわかりやすいです。
こちらは、見かけた中では特に大きめの株。30cmくらいだったかと。
よく見かけるのは華奢でなよなよした感じの姿をしていますが、ちょっと力強い感じ。
よく枝分かれしていました。
茎が何本も出ています。葉が紅葉しています。黒く見える葉よりは場所的にちょっと暖かいのかな?
(2016年同じ時期の写真)
ちょっとした風でも揺れる小さな花は撮るのが大変。
「シロ」と付かないイヌナズナという黄色の花もありますが、その花の白花タイプというわけではなく別属になります。
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