セイヨウアブラナ Brassica napus
菜の花というのはアブラナ科の花の総称で以前アップしたカラシナなどいろいろありますが、一番にイメージするのはこの花かと思います。
花は縦長(横長)ですが、写真のものは長い方で2cm程度。
萼片が開花時に斜上~直立傾向にあるのが特徴で、それに対してセイヨウと付かない普通のアブラナは開出だそうです。確認してないので明確に差があるのかはわかりません。
葉の基部は茎を抱くのがカラシナとの違いの一つ。
セイヨウアブラナの葉の表面はあまり皺はなく、アブラナの葉には多いそうです。
(追加画像)
(5月中旬、以下7枚)河口の砂地に咲いていたもの。
花は長い方で1.5くらい。前に計ったものと比べると小さいですが、かなり咲き上がった花だし、時期も時期なのでそんなものかも。
萼片の様子。やや直立傾向が強いものもある。
これは茎の中間の葉。
茎の下部の方の大きな葉。
セイヨウアブラナの葉の鋸歯はもともと低めですが、よく見ると鋸歯の痕跡的なものが間隔をおいてあるのが見える程度でどの葉もほぼ全縁で切れ込みもないといった葉でした。
その果実です。長角果の長さは、嘴部まで入れ約7.3cm。嘴のみでは2.3~2.4cm程度。
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