クサイチゴ Rubus hirsutus
林の縁で見かけるバラ科の花。名前には「クサ」と付きますが木本でキイチゴの一種です。横に広がりあまり高くならないので、草のような見た目から付けられた名前と思います。
花径は写真のもので5cmあり、かなり立派な花を咲かせます。
多数の雄しべと中央の雌しべが色も綺麗でなんとも豪華な感じがします。
反り返った萼片。
葉は奇数羽状複葉で3~5枚。
葉の裏の主脈上に刺があります。
茎にも刺があります。
また、全体的に赤い腺毛と白い毛が生えています。
(昨年の写真)
一般的には珍しい花でもないのですが、身近ではそれほど見かけない植物で昨年と同じ場所で撮りました。果実は食べられますが、そんなこんなでまだ食べたことがありません。
(追加画像)
4月中旬。花後の様子。