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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

タイワンホトトギス Tricyrtis formosana

花の写真1

思わぬところで咲いていましたが、ホトトギス属の花。名前にはタイワンと付きますが日本でも西表島に分布があるそうです。

ホトトギス(T. hirta)と違って、花序が分岐するのが一つの特徴。

 

全体像

細い用水路の縁で草刈りを逃れたものが咲いていました。そもそもはどこか近くの民家などで栽培されていたものの種子が飛んだのか、あるいは捨てた土に種子か根茎が紛れていたのかもと思います。

ところで栽培されるタイワンホトトギスにはホトトギスとの交配種もあるという情報もあり、純粋なタイワンホトトギスかどうかまではよくわかりません。

 

距の様子

外花被片基部に黒っぽい短い距がある。花被や小花柄などに繊毛が見えます。

 

葉の様子。

 

雄しべや雌しべ

花柱の先が3つに分かれ、さらにその先が2分岐。紅紫色の斑点が印象的ですが、縁には腺毛状突起が多数見えます。(これは腺毛とはまた別なんでしょうかね。)

雄しべは6ですが花糸が途中まで合着していて、やはり紅紫色の斑点があります。

 

若い果実

果実もすでにありました。

 

花の写真2

もう11月も半ばですが、基本的には9~10月が花期のようです。

この花は斑点が少な目ですが「ホトトギス」の由来は、その斑点の様子から鳥のホトトギスに因んだものです。

 

ついでに、

白花のホトトギス1

白花のホトトギス2

家の白花のホトトギス。花期はやはり9~10月です。

白花の・・・としましたが、シロホトトギス(f. albescens)なのか、’白楽天’という園芸品種なのかわからないからです。どうも調べてもすっきりわかりません。

’白楽天’の葯の色は淡く紅紫色(系)を帯びるというような情報もあれば、逆に全くの純白が’白楽天’としているものもあるし・・・。

学名のalbescensからはシロホトトギスは純白ではないとも思えるし、そうなると葯も白いものが’白楽天’ってことになるでしょうか。

葉が傷みやすいですが、植えっぱなしで毎年よく咲いてくれます。

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