ハマギク Nipponanthemum nipponicum
海に面した岸壁や崖の草地などに咲く花。
花期は10~11月で、5~7cmくらいある立派な花をつけます。
舌状花は白、筒状花は黄色で多数。花期は違いますが園芸栽培されるシャスターデージーはこのハマギクとフランスギクを交配してつくられたそうです。
総苞片の縁には薄い膜状の部分がある。
厚みのある葉をしていて上半分に鋸歯があります。茎の上部に密生しています。
中間から下の茎に葉はなく、木質化しています。
このような場所に咲いていますが、栽培も盛んで公園や道路沿いなどで植栽されたものもよく見かけます。そちらの方が環境が緩いせいか花が咲くのが早いようです。ときに6,7月くらいに咲いていることもあります。
一応、分布的には茨城県が南限だそうです(青森県から茨城県の太平洋側)。海岸ではアシタバがまだ少し咲いていますが、たぶんこのハマギクの花が今年の最後を飾る花かな~と思います。
☆関連記事リンク☆