メナモミ Siegesbeckia pubescens
やや自然度高めな感じの道端の草地、コメナモミでなくメナモミの方は初めて見ることが出来ました。
分岐した先の方の花などは花柄が短くごちゃごちゃっとした印象ですが、画像検索など見ると、もう少しすっきり花が見えるものがあるのでこれから伸びるものなのかなと思います。
花はコメナモミより少し大きめですが、同じように総苞片の上側や鱗片には腺毛が目立ちます。
コメナモミとの違いの一つは花柄に長い開出毛が目立ち、腺毛が混じっているという点です。
茎にも長毛が生えています。また、コメナモミよりだいぶ茎が太いようでした。
葉の形はコメナモミと同じような感じですが、大きさは個体差あるとは思いますが、やや大きめの葉が目につきました。
両面ともに毛が生えていて手触りは柔らかい感じ。
草丈はコメナモミもかなり高いものは高いので、大きな差は感じませんでした。
この写真のもので120cmくらいかと思います。
ざっと見渡した感じで道沿いには4株しかありませんでしたが、見ることができて良かったです。道沿いなど無理ない範囲しか見ていないので、もっと奥の方にはたくさんあったらいいな~と思いました。
この写真のものは草丈が低く、花も蕾ですがこのような状態を見ると、花が地味なオナモミ(雄ナモミ)に対して黄色の花で少々可愛らしいことからメナモミ(雌ナモミ)と名付けられたことに、なるほどと思えました。
(追加画像)
(2017年9月上旬)
もっとあったら・・・と書いていましたが、たくさんあるところがありました。イメージしてた「奥の方」とは方向が違いましたが。
この記事を書いたときの昨年の花(株)はその後草刈りにあってましたが、この位置はどうなんだろう。
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