ヤマハッカ Isodon inflexus
林の縁などに咲く花で、ハッカとは付きますが葉に香りは特にありません。念のため葉をこすって見たもののやっぱり感じませんでした。
シソ科に多い唇形花という花のタイプですが、下唇は両サイドが巻いていて雄しべ雌しべを包み込んでいます。
葉柄に葉身の基部が流れ、翼になっている。
葉の裏には腺点がある。
茎の断面は四角で、下向きの毛が生えている。
まだ花期が始まったばかりといった感じで花は少ないので過去の写真を混ぜながら載せましたが、どうしてか正面から撮った写真がありません・・・そしていつも撮り忘れます(苦笑)そのうち撮れたら追加しておこうと思います。
(追加画像)
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(2017年9月下旬)
ヤマハッカをよく見ていた場所のうち一か所は除草剤を撒かれるようになりました。写真の場所も一部残っていましたが、草刈り頻度が高くなってきています。ヤマハッカだけでなくあれやこれやみんな刈られていました。どうしてそんなに必要以上に(範囲も回数も)草刈りをするのやら。除草剤よりはマシですが・・・。いずれは、あの場所もこの場所もさらに人の手が入るようになれば、消えていくのだろうと思うと残念です。