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Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

イヌコウジュ Mosla punctulata

シソ科 林内、林縁

花の写真1

林の縁などに見かける花です。

 

花の写真2

茎頂や葉腋から総状花序を伸ばし、唇形で淡紅色の花を咲かせます。

 

萼筒1

萼筒2

花後の萼筒の奥にちょっと分果の一部が写っている。

 

葉の様子1

葉の様子2

葉はほっそりしたものから、たまに丸みの強いものもみられます。(上部の葉に多いもよう)

個人的にイヌコウジュの葉の表面の艶消しな緑色というか質感が、なんか好きです。

 

葉表の腺点

(追加画像)葉の表面に黄色っぽい腺点がある。

 

葉裏の様子

葉裏の腺点。

写真を撮っているとき、触れたりする前にヘクソカズラに似た臭気を感じたのですが、葉をこすって嗅いでみるとミントのような香りがしました・・・不思議です。

 

全体像

また似た花にはヒメジソがありますが、まだ今年ヒメジソは咲いていないので咲いたらアップしようと思います。(アップしました。(下部にリンク))

名前の由来は、香薷(こうじゅ)はナギナタコウジュ又はイヌコウジュ属ホソバヤマジソなどの生薬名ですが、おそらくこの場合はそのうちのナギナタコウジュに対して見た目、或いは薬効が落ちるということで「イヌ」がついたようです。

ところで「イヌ」とつく植物は多いですが、主に食用になる元の植物があり、その本家と似ているけど食用にならないものなどに付けられたりします。おそらく「犬も食わぬ」という意味と思われます。「役に立たないから犬」と書かれることもありますが、それは気分悪いですし、ちょっとニュアンスが違うと思います。確かに動物愛護のような考えは実はごく最近の話ですし、可能性はあるかもしれませんが(苦笑)

また、他の説では「犬」でなく「否(いな)」が転じたものとされることもあります。食用であるか有用であるかとは関係なく見た目が似てるけど違うというだけで「擬き」的に使われていることもけっこう多いです。そもそもイヌと付く植物自体が相当な数あるので単なる否定の接頭語といった感じに捉えています。

 

(追加画像)

葉の様子3

鋸歯(写真上側)が9。

 

葉の様子4

鋸歯(写真左側)が11。 

 

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