ツルボ Scilla scilloides
道端の草地に生えるキジカクシ科の花。
総状花序に多数の花を咲かせます。
群生した様子もいいですが、個々に花を見てもなかなか綺麗な花です。
葉の幅は5mm前後。
ツルボの海岸型変種にハマツルボ( var. litoralis )というものがあるそうで、ツルボより葉の幅があり、葉に厚みもあるそうです。
以下に、厚みについてはその差が実感できていませんが、葉の幅が1cmくらいあるものを載せています。(以前、ハマツルボとして別記事に載せていたものです。こちらにまとめることにしました。)
身近では特に海岸といった場所でなくとも見かけます。
花の様子。
葉の幅は広いもので1cmくらいあります。
葉の厚みについては、さきほども書きましたが、ツルボとの差はあるのかもしれないしないのかもしれないといった感じで実感出来てません。
誰が触ってもわかるほど明確な厚みの差があるのか、それともわずかな差なのか。
果実の様子。
裂開した果実から覗く種子。
ツルボは2~5倍体まであるらしいのですが、4倍体のものがどのような外観をしているのかが気になります。葉の幅や厚みが出たりするようなことはないのでしょうか。もしあるとするならハマツルボとされるものとどう違ってくるのだろう。
そもそも、葉の幅と厚みしか差がないというのは変種というほどの差があるようにも思えないし、他の特徴についてもわからないということで、以前は記事を分けていましたがこちらに一緒に載せて置くことにします。
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