ゲンノショウコ Geranium thunbergii
道端の草地によく見られるフウロソウ科の花。民間薬(健胃整腸剤)としても名前は有名です。
花はフウロソウ科らしい花で可愛らしいですが、栄養があったり薬効のある植物は性質も強いという印象がありますが、ゲンノショウコもまた可愛いだけでなく強い植物です。
茎には毛が多いです。
花柄や萼に長めの腺毛がたくさん生えています。
葉は掌状に3~5裂。
種子を飛ばした蒴果はくるりと丸まり面白い姿になります。この様子から「神輿草(ミコシグサ)」と呼ばれることも。
紅紫色のゲンノショウコ。
東日本には白花が多く西日本には紅紫色の花が多いと言われます。なので通常、見かけるのは白花タイプばかりですが、たまに写真のように紅紫色タイプを見かけることはあります。
8月も一週間が経ち暦の上では秋の開始あたり、花のシーズンとしてはまだこれからです。
(追加)