Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

イヌホオズキ Solanum nigrum

花は6月くらいから見かけるようになります。際立ってどこが綺麗とかいうタイプの花ではないかもしれませんが、少し下からのアングルの花姿が結構好きな花。

 

葯の長さが特徴で2mm以上あります。集まった葯が太く見えます。

 

こんな風に小さく咲いてしまった花でも葯は変わらないようで、見分けには役立ちます。

 

小花柄は明らかにズレて付いているのが分かりやすく、花数は6、7個ぐらいが多い気がしますが、暦の上での秋になる8月も半ばくらいになると花数が増える傾向(環境よりけりかな)があるような感じ、その頃には8~10個くらいのものもよく見られます。

 

花冠の大きさも同じように秋の花は特に大きくふっくらした花となる傾向があると思います。花冠の裂片の幅が広いのが特徴の一つです。(稀に細い時花もありますが)

 

果実は縦長傾向というのも特徴。(なかにはほぼ球形に近いものもあったりはします。)

 

また萼を上からみると梅の花型のような感じで整っているのも特徴。

 

光沢は艶消しのものから弱い光沢が出るものまであります。アメリカイヌホオズキやテリミノイヌホオズキのように、背景が写りこむほどの光沢が出ることはありません。

 

果実の落ち方についてもいろいろ言われることがありますが、イヌホオズキ類の各種ともそのまま落ちずに終わるものもけっこう多く、あまりその点は識別ポイントにならないと思います。

 

外見で判断がつくので必要ないのですが、球状顆粒がないのも特徴。

イヌホオズキのように「球状顆粒がない」というのはまだ確認しやすいかもしれませんが、種子や球状顆粒いくつあったかが問題になる場合、乾いてからやらないと液に紛れてしまい見逃しやすく、かなり面倒です。

 

葉は全縁か、不規則か少ない波状鋸歯がある程度で印象としては丸みを感じます。

 

(この写真の左隅の葉の質が違ってみえるのはアメリカイヌホオズキです。)

 

葉も草姿もかなり大きなものから小さなものまで環境により差がでます。また茎は緑のときもありますが、たいてい黒くなります。

傾向としては茎は直立し、左右にバランスよく広がる姿をしています。

(すぐ上の写真で、右端の鉢がアメリカイヌホオズキです。オレンジで囲っている部分に生えているのもアメリカイヌホオズキ。) 

 

次の2枚はレアケースで、

花数が多いイヌホオズキ。果柄が分岐しています。

 

全く上に伸びず這っていたイヌホオズキ(撮影は家の庭)

 

さらに、おまけ。

イヌホオズキの発芽。ほかに育てたアメリカイヌホオズキやテリミノイヌホオズキと比べると毛が多い。

 

苗くらいになった状態のイヌホオズキ

 

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