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Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

ミズアオイ Monochoria korsakowii

ミズアオイ科 湿地、畦 川岸、水路沿い

花の写真1

用水路に見かけた花。用水路といってもコンクリートで囲われてない掘っただけの水深もほとんどないようなナチュラルなものです。

雄しべは6つですが、短めの黄色の葯が5つと長めで青色をした葯が1つという変わった構造で、花の左寄りに付くものと、右寄りに付くものとがあるようです。

なので例えば、左側にその雄しべがある場合、昆虫の左側に花粉がつき、次に逆タイプの雄しべをもつ花にその昆虫が立ち寄ると花粉のついた左側には雌しべがあるので、受粉することになる・・・。

つまり、逆タイプの花のときに受粉が行われるようになっているといわれているようですが、ミソハギ等のように株ごとに花のタイプも分かれているならわかりますが、同じ株内で位置が違っても結局自家受粉してしまう可能性が高いし、あまり意味がないような気がしますが、どうなんでしょう・・。

 

花の写真2

また色の違う雄しべについては、ミズアオイは虫媒花であっても蜜腺がない花だそうで、花粉を食べにくる昆虫に花粉を運んでもらうために、まず目立つ黄色の雄しべで昆虫を誘い、そちらに夢中になっている間に花色と同じで目立たない青い雄しべの花粉が昆虫に付くようになっているといわれているようです。

たしかに、全部の葯が青ではアピール不足だし、逆に全部が黄色では全ての花粉を食べられてしまうかもしれない・・・なんだか納得です。

そう考えると位置の違いは、単純にたった一本の雄しべで昆虫のあらゆる位置に花粉がつくようになっているだけのような気もします。

 

葉の写真

葉の形は細いものから写真のようなものまでいろいろありました。

 

茎の様子

水の中に太い茎が伸びています。

 

全体像、草姿

ミズアオイの別名は「ナギ」であり、このミズアオイ(ナギ)より花が小さく下の方で咲くコナギという仲間もあり、葉の姿などはよく似ています。

 

花の写真3

花の写真4

まるで予期せずに出会った花でしたが、淡いブルーがとても綺麗な花でした。

 

花の写真5

 

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