スズメウリ Zehneria japonica
道端の草地、林の縁などに見かけるつる植物の花。名前からはよく比較されるカラスウリと違って日中、花が咲いています。雌雄同株と雌雄異株の両方あるようです。
一枚目の写真では花冠が4裂でしたがこちらは5裂。5裂が一般的ですが稀に多かったり少なかったりもあるようです。
写真を見てて気づきましたが萼も白かったんですね。萼の色が花色と同じって他の植物でもあまりないような気がしますが、また今度よく見てみようと思います。
葉には上の写真のように切れ込みが深いものもありますが、下の写真タイプの葉の方がよく見かけます。
綺麗に巻き付いたスズメウリ。若い果実が可愛らしくぶら下がっている。
白玉のような感じで白く熟します。(2015年10月頃)
たまたま虫食いかなにかで中が見えていたもの。種子はこういう風に配置されているようです。
つる植物にありがちな「絡み過ぎ感」がスズメウリにはあまりない気がします。
スズメウリと付くものには園芸用に出回っているものでカラフルな果実をつけるオキナワスズメウリがありますが属が違う植物で、花が黄緑色です。
(おまけ)昔、育てていたオキナワスズメウリの果実です。
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