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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

メノマンネングサ Sedum japonicum ssp. japonicum var. japonicum

ベンケイソウ科
花の様子

花の様子

道端に生えるセダムの一種で似た花タイトゴメより一回り大きい姿をしています。

 

花の様子2

うちのあたりでは海岸の岩場に生えるものはタイトゴメのみで、道端や建物周辺の人工的な場所ではタイトゴメ、オカタイトゴメを含め3種が見られます。(他にモリムラ(ヨコハマ)マンネングサも見られます。)

割合的にはタイトゴメが一番多く、次にオカタイトゴメ、ときどきメノマンネングサといった感じです。

そういうわけで道端に見かける花としていますが、本来はメノマンネングサは主に日本海側の山地や海岸の岩場に多く見られるらしいです。

花の大きさは1cm程度~やや大きい程度。(メノマンネングサに限らず、時期や生育状態によって小さめの花もあります。)

 

葉の様子

先端の葉の様子

道端のもの。

 

先端の葉の様子2

昨年道端で一茎採取し増やした鉢植えのもの。

 

茎先端の若い葉ではとくに見えますが粒状突起があります。メノマンネングサ、タイトゴメには粒状突起がなくオカタイトゴメにはあるとされていますが、それぞれの記事にも書きましたがその量や割合に差があるにしても、それを有るか無しかだけで見分けられるものでなく、粒状突起が有るというのはオカタイトゴメだけの特徴ではなさそうに思います。

 

葉の様子

葉の様子2

道端の個体の花を付けない茎の下部の方についている葉。

長いもので9mm弱まであり、幅は3mmほど。

(たまたま長い葉でしたが、5,6mm程度もけっこうあります。)

 

葉の様子3

家の鉢のもの。(この記事一番上の写真のものからの挿し木ですが、ずいぶん葉に幅が出ました(4mmほど)。)

 

葉の大きさはタイトゴメよりだいぶ大きいのでわかりやすいです。

花の咲く茎はメノマンネングサの方がタイトゴメよりだいぶ高く直立し茎も太いです。

とはいえ似ているので、生育具合の差を考慮して全体に観察する必要はあると思います。

もし葉が長さ的に微妙でも、茎の太さが違うため比較すると葉の基部の幅はメノマンネングサの方が広いです。

 

果実と種子の様子

果実の様子

袋果(果実)は、はじめ斜上していて、平開する前に裂開が始まっているようですが、茶色くなるころには最終的にほぼ平開しているようです。

 

種子の様子

種子は入っていないこともけっこうあると思います。

 

種子の様子2

長さは0.8mm程度でした。

サイズ的にはどの程度の範囲があるのかはわかりませんし、また、種子の数も最大でどれくらいあるのかもわかりません。

 

3種の比較

比較画像1

左からオカタイトゴメ、タイトゴメ、メノマンネングサ。

葉の大きさが違うのはたしかなのですが、一枚ずつ見るより茎の先端を一塊としてみるのも差が分かりやすい気がしたので並べてみました。

 

比較画像2

こちらは昨年一茎ずつ採取し増やした、それぞれの鉢です。(花期が過ぎてますが)

左がオカタイトゴメ、右上がタイトゴメ、右下がメノマンネングサ。

鉢での管理によりそれぞれが小型になってしまった感があるのですが、それぞれ小さくなった比率も変わらないので、見た目の大きさにはしっかりとした差があるままです。

鉢の高さはメノマンネングサが一番低く(レンズから遠い)、オカタイトゴメが一番高いので遠近感があるはずですが、それでも問題なくメノマンネングサが断然大きい。

 

一つ気になっていること。

写真を見てもわかるようにメノマンネングサはあまり増えなかったということです。置き場所は日当たりの一日中いい場所に置いていたのですが、この鉢とは別に、余所から譲り受けた違う花の鉢にメノマンネングサがたまたま生えていたのですが、そちらはその花の都合で半日陰の管理をしていましたが、もっとびっしりと生えています。

ふと思い起こしてみると、道端で見かけるメノマンネングサも生えている場所は塀の縁だったり植栽の植木の株元だったり日当たりは決してよくなく、苔が蒸しているようなところもありました。

メノマンネングサは海岸型と山地型がある?とも検索すると出てくるのでそういった差があるのかも。

(追記。それぞれ、そこまで日当たりがいらないようでいずれも午前だけ日が当たる反日陰の方が生育がいいようでした。)

 

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