メマツヨイグサ Oenothera biennis
アスファルトの道端から空き地のような場所、あるいは海岸の方でもよく見かける花。
花は7月になるかならないかの頃から咲き始め、秋まで咲きます。マツヨイグサというくらいなので夜に咲く花ですが、曇天の日や秋が深まるに連れ日中でも開いていることがあります。
花径は4cmほど。
花後は淡くオレンジ色を帯び、さらに時間が経過していくともっと白っぽくなります。
葉は互生し広披針形といった感じで縁には鋸歯があります。
中には萼裂片が開かず閉鎖花のようになっているものも見かけました。
この写真のものは草丈がやや低めですが基本的な草姿。直立した茎の途中から多数の枝がでています。
大型な草姿のわりに花が小さいし、夜に咲くということもあり見栄えするタイプではありませんが、花そのものは可愛らしいです。
ひと昔前は、花弁の様子でアレチマツヨイグサとメマツヨイグサに分けられていましたが、現在はメマツヨイグサで統一するのが普通のようです。個人的に「アレチ」という印象の悪い表現が花の名前に用いられるのは好きでないので良かったと思います。
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