ハマダイコン Raphanus sativus var. hortensis f. raphanistroides
海岸~河口付近に見かけたアブラナ科の花。いわゆる野菜のダイコンの原種とも言われていたり、古くに栽培されていたダイコンが野生化したものとも言われたり、そうではなくもともと野生のものだったとも言われていて、実際のところはどうなのかはわかりませんが、ダイコンとは近い存在のようです。タイトルの学名は食用大根の品種というもの。
数珠繋がりのようになっている特徴的な果実。中から豆が出てきそうな雰囲気ですが、裂けることはなくこのまま節ごとに落ちるようです。
茎は無毛・・・と思って撮りましたが、写真の中央やや右下付近に刺状の毛がみえます。
改めて撮ってきた散生する刺状の毛の様子。
葉はあまりちゃんとしたものがなくいい写真がありませんが、羽状に深裂または全裂するものもあるようです。
萼片は4つで長い。
以前は付近で見かけたことがなかった花で、おそらく河口付近の整備により運ばれてきたのではないかと思います。整備により減るもの増えるもの、いろいろです。
(追記: 2017年6月中旬現在で、確認できませんでした。やっぱりたまたまの1株だったのかと思います。)
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