ツメクサ Sagina japonica
道端などで普通に見られる花径4mmほどの小さな花。
「ツメクサ」は「爪草」で猛禽類の爪に細い葉の様子を喩えたものですが、同じように「ツメクサ」とつく花でも例えば「シロツメクサ」などは、緩衝材としてその昔は荷物と一緒に詰められていたことから付いた名です。
茎の上部、そして花柄や萼片などに腺毛が生えています。
種子は0.4mmほどと小さく、表面にはたくさんの突起があります。
似た花で海岸に咲くハマツメクサにはこの突起がありません。
他に種子は同じように表面に突起があるものの、姿はハマツメクサに似るというオツメクサというものがあるそうです。
とても小さく、そしてどこでも見かけるごくありふれた花ですが、
よく見ると花色も形もとても綺麗な花です。
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