読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

ウド Aralia cordata

道端から林の中まで見られ、山菜としてよく知られる植物。 球状に集まって多数の小さな花が咲いています。 先端の方には両性花が咲くようで、はじめのうちは写真のように雄しべが目立ちます。 その後、咲き進むと花弁と雄しべは落ち、雌しべが発達してきます…

アメリカオニアザミ Cirsium vulgare

最近、補修工事された池の畔に咲いていた花。初めて見ることができました。 草丈は1mちょっとという感じ。総苞の部分が大きくて花との間にくびれがある面白い形。 茎には翼があります。 葉は羽状に切れ込みトゲがあり、いかにもアザミの仲間という感じのす…

不明のイヌホオズキ類の一種 Solanum sp.

全体の感じはアメリカイヌホオズキのように見えるのですが、葉の裏が葉脈を残して紫を帯び、果実が黒く熟さず緑色のままです。 葉の裏の様子。 このように「葉脈を残して」紫色を強く帯びます。 これは発芽させてみたものですが、双葉の段階ですでに葉の裏が…

ヤブガラシ Cayratia japonica

道端の草地~林縁、そして民家周辺などどこでも見られるブドウ科のつる植物。 今まで気づかなかったのですが、花弁の縁がスリッパ?ポケット状になっているようです。 この点について書かれている情報が特に見当たりませんが、不思議な形だな~と思いました…

ヌルデ Rhus javanica var. chinensis

林のようなところに限らずあちこちで見られるウルシ科、落葉小高木の花。 大きな円錐花序に多数の花をつけます。 雌雄異株で写真の雄花は花弁が反り返り、飛び出た雄しべが可愛らしいです。 写真はないですが、雌花は反り返らないようです。 撮れました↓ 梅…

ツルボ Scilla scilloides

道端の草地に生えるキジカクシ科の花。 花は総状花序に咲き、遠目に全体像で見ても可愛らしいですが、 一つひとつの花を個々に見ても、なかなか綺麗な花です・・・と先日のハマツルボでも同じことを書いてます(苦笑) 葉の幅は5mm前後。ハマツルボは1c…

センニンソウ Clematis terniflora

林縁などに見られるキンポウゲ科の花で、花がびっしりと咲くのでなかなか見ごたえある綺麗な花です。 花弁に見えるのは萼片で十字型の花をしています。 道路の植栽を覆うように咲くセンニンソウ。 葉は3~7枚の奇数羽状複葉ですが、小葉の出る間隔が間延び…

ニラ Allium tuberosum

道端の草地だけでなくアスファルトの縁石沿いにも見かける花。 写真は家で撮ったもの。だいぶ昔に大葉ニラという種を蒔き育てたことがあり、それが増えたものなのでおそらくその大葉ニラなのだろうとは思います。 古くから栽培されてきた植物なので、その辺…

ワレモコウ Sanguisorba officinalis

道端の草地に生えるバラ科の花。先端の方から咲いていきますが、花弁はなく萼片が4枚の小さな花の集まり。 開いている花は雄しべが4つ見えます。蕾の花は正面からみると「+」となっているのが面白いです。 アイウエオ順だとおそらく一番最後になる花の名…

タカトウダイ Euphorbia pekinensis

道端の土手で見かけるトウダイグサ科の花。 杯状花序には4つの黄色っぽい腺体があり、その中に複数の雄花がそれぞれ雄しべを一つずつ持っています。同じくそこから飛び出ている雌花の子房にはイボのような突起があり、その先に雌しべがみえます。トウダイグ…

アキノノゲシ Lactuca indica

道端の草地に咲くキク科の花で、大きいものは人の背丈ほどにもなります。 花色が見る人によっては地味と見るかもしれませんが、優しい色合いが初秋の季節にとてもマッチして、絶妙な花色に思います。 一見すると筒状花が中心にあるのかなって思いますが、舌…

ヤハズソウ Kummerowia striata

道端の草地から芝生など色々な所に見かけるマメ科の花。 草姿はこんもりと広がる感じで、茎自体はそこそこ伸びますが、草丈としては15cm程度の小さな植物です。 子供が遊びでこの葉の先端を引っ張ると、葉の側脈に沿って矢筈型にちぎれるのでヤハズソウ…

キクイモ Helianthus tuberosus

道端に咲くヒマワリの花が小さくなったような花。健康食品としても注目されることが多いようです。 ヒマワリとは仲間で同じヒマワリ属(Helianthus(ヘリアンサス))。 総苞片はほっそりしています。 葉の付きかたは下部~中間までは対生ですが、花芽がつく…

ホウキギクとヒロハホウキギク

ホウキギク Symphyotrichum subulatum ヒロハホウキギク Symphyotrichum subulatum var. sandwicensis ホウキギク 道端や砕石などで整地されたようなところで見かける花。 ヒロハホウキギク ホウキギクと同じようなところに咲き、混生していたりします。花期…

ブタクサ Ambrosia artemisiifolia

いきなりですが、雌花しかない雌株がありました。ブタクサは雌雄同株とされているので珍しいのかも。 もちろん本来の位置にも雌花です。 このように花序が長く伸びていますが、雌花だけついています。一株だけではなく複数こうした株がありました。 他では見…

メドハギとハイメドハギ

メドハギ Lespedeza cuneata ハイメドハギ Lespedeza cuneata var. serpens メドハギ 道端の草地、アスファルト道路の縁石沿いなどで見かける花。 ハイメドハギ 海岸の草地や吹き曝しの道端の草地に見かけます、メドハギの変種です。 メドハギ 横向きになり…

ツルマメ Glycine max subsp. soja

道端の草地にマメ科のつる植物で、大豆の原種とされています。 1cmもないような小さな花ですが、可愛らしい花をしています。ツルマメというのは単純明快で捻りのない名前ですが、音の響き的には可愛らしくこの花によく合う気がします。 萼に長い毛が密生…

ウマノスズクサ Aristolochia contorta

道端の草地に見られる花。この植物自体はそれなりにあるところにはあるといった感じで見かけるのですが、花が咲いているところにはなかなか出会いません。 去年の写真。この花は受粉システムが面白いです。 匂いに誘き寄せられ花の中に入っていった虫は、花…

タカサブロウとアメリカタカサブロウの比較

タカサブロウ Eclipta thermalis アメリカタカサブロウ Eclipta alba タカサブロウ 畦道など湿り気がある程度あるところで咲いているのを見かけるキク科の花。 アメリカタカサブロウ 同じように畦道などにも見かけますが、少々乾いた草地にも咲く花です。 タ…

クサフジ Vicia cracca

日当たりのいい道端の草地に見られるマメ科の花。咲き始めの色から花の色がグラデーションになりとても綺麗です。 花期は5,6月くらいからですが、8月くらいまでは見られます。 クサフジと付く花には、ナヨクサフジという花があるようですが、身近には見…

ヤマハギ Lespedeza bicolor

道端や河川沿いの土手、或いは公園などの植栽でも見られる花。 花序は葉より長く飛び出て咲きます。 萼歯は鈍く、切れ込みが浅いのが特徴。 花序が出ている上部の枝の葉。 下の方の葉は大きい。 葉の裏は葉脈だけでなく伏毛が生えています。 言わずと知れた…

タカサゴユリ Lilium formosanum

ごく普通に至る所で見かけるユリの花。気軽に咲いてくれる花とは思えないとても立派な花をしています。 花粉が周囲についてしまい、子供がいたずらした口紅のようになってますが(笑)1枚目のは昨年の写真で、こちらが今年咲いた一輪目の花。(どちらも家に…

ハマツルボ Scilla scilloides var. litoralis

海岸方面の道路沿いや草地など、道端に普通に見かける花。「ツルボ」の海岸型とされます。 よく群生もし、薄紫色の花穂がたくさん並ぶと綺麗ですが、一つひとつの花もなかなか綺麗だったりします。 普通のツルボの倍近くある葉の幅。 葉の裏の様子。 果実の…

オトギリソウ Hypericum erectum

日当たりのいい草地などにみかけ、葉や萼片そして花弁に黒点(腺点)があるのが特徴的な花。 花には多数の雄しべがあり雌しべは花柱が3つに分かれています。 花は午前だけに咲く花でお昼くらいには閉じてしまいます。 葉は対生し長い三角状の形をしています…

ゲンノショウコ Geranium thunbergii

道端の草地によく見られるフウロソウ科の花。民間薬(健胃整腸剤)としても名前は有名です。 花はフウロソウ科らしい花で可愛らしいですが、栄養があったり薬効のある植物は性質も強いという印象がありますが、ゲンノショウコもまた可愛いだけでなく強い植物…

ケツユクサ Commelina communis f. ciliata

ツユクサの一品種で苞に毛が生えているので「毛露草」。「ケツ」という語呂で入るのがなんとも気になってしまいますが、他にヒメオニツユクサとも言われるようです。どっちにしてらも可愛らしくない名前です(笑) このような感じで苞に毛が生えています。花…

ベニバナボロギク Crassocephalum crepidioides

道端に所々で見られる、草丈30~80cm程度のキク科の花。 舌状花はなく筒状花の集まりで、その筒状花の先端をよく見るとほんのり紅色。 花は下向きに咲きます。 先の方だけ色づいた細い総苞外片。 横向きに咲いていた花。2裂した柱頭が多数出ています…

キンミズヒキ Agrimonia pilosa var. japonica

道端の草地によく見られるバラ科の花。ふと思いましたがバラ科の花って春~初夏は多いですが、夏以降少ないような気がします。 咲き始めの花の雄しべは全開に開いています。少しでも雌しべから離れて自家受粉を避ける仕組みなのだと思います。 咲き終わりの…

ハシカグサ Neanotis hirsuta var. hirsuta

道端のやや湿り気のある草地に見られ、花径は2mm程度の小さな花です。 茎は這うか少々斜上してマット状に広がります。 花は筒状で先が4裂しています。萼裂片が大きく、萼筒に毛があるのが特徴の一つ。 葉は両面に白い毛が生えています。向かって左の葉で…

ツリガネニンジン Adenophora triphylla var. japonica

日当たりのいい草地、林の縁などに見られるキキョウ科の花。 ツリガネ(釣鐘)は見たままですが、ニンジンとつくのは生薬になる根の様子から。 萼の細い裂片に疎らに数個の小さな鋸歯があります。 葉は写真のように4枚輪生するものがよく見られますが、 こ…

アレチノギクとオオアレチノギク

アレチノギク Conyza bonariensis オオアレチノギク Conyza sumatrensis アレチノギク。 5月から咲き始める道端に咲く花で、どこでも見かけそうで意外と家のある農業地帯では少なく、街中やアスファルトの道沿いに見かけることが多いシティー派?な植物です…

オオニシキソウ Chamaesyce nutans

道端に普通に見られるトウダイグサ科の植物。ニシキソウ属で大型なのでオオニシキソウ。 コニシキソウなどより大型であるとはいえ、花(杯状花序)は小さいのですが、意外とこの花弁のような腺体の付属体の白さは遠目にも目立ちます。なので、それに誘われる…

ノラニンジン Daucus carota ssp. carota

道端に咲くセリ科の花でニンジンの原種とも、栽培種が野生化したものとも言われているようです。 花はとても美しく、Queen Anne's Lace(アン女王のレース)と英語では呼ばれたりもするようです。その由来とも関連するのですが、花の集まりの中心にポツリと…

ママコノシリヌグイ Persicaria senticosa

道端や河原などやや湿った草地などに咲くタデ科の花。 長い花茎を伸ばし先の方に花は球形に集まってついています。 葉は三角状で仲間のイシミカワに似ています。こちらは心形になった葉の縁に葉柄がつくという点が違います。(そもそも花はずいぶん違います…

ツルフジバカマ Vicia amoena

道端の日当たりのいい草地に咲くマメ科のつる植物。花序全体でもふっくらした印象がありますが、花一つ一つがぷっくりしていて可愛らしい花。 小さな小苞があります。花弁を透かした光ってなんか好きです。 萼筒、萼歯の様子。 茎には稜があり、托葉は粗く裂…

ゴウシュウアリタソウ Dysphania pumilio

道端や畑などに見られるヒユ科の植物。 花序は葉腋に固まって付きます。小さな花ですが、それ以前に花の構造がよくわかりません・・・。写真の状態は花後なのかも? 写真の中心からやや上辺りにみえる緑色のものは、雌しべのようなものも見えて花被が開いて…

コニシキソウ Chamaesyce maculata

アスファルトの道端から畑のような場所までどこでも見かけるトウダイグサ科の植物で、ニシキソウというのが別にありそれに「コ(小さい)」が付いた名前。 複雑な模様を作り出すように地面に這い広がる姿からニシキソウ(錦草)と付いたのではないかと思いま…

エノキグサ Acalypha australis

道端の草地に見られる植物で、名前の由来は樹木のエノキ(榎)と葉が似ていることから。 ↑因みに、そのエノキ(榎)の若葉。 雄花の様子。花被が裂け雄しべが出ている。エノキに似ているといってもトウダイグサ科の植物。雄花は写真のように葉状の総苞から穂…

クサギ Clerodendrum trichotomum

日当たりのいい道端の草地から林の縁などに見られる小高木~低木の花。 写真のように長く飛び出した雄しべと雌しべが特徴。 花の形も「大」の字のようで面白く、芳香があり周囲を漂います。 花冠は筒部が長く萼から飛び出すように咲いている。 名前の由来は…

キバナノマツバニンジン Linum medium var. medium

日当たりのいい草地に咲くアマ科の花。もうずっと見かけることもなかったのですが、9年振りに見ることができました。 あまり綺麗に撮れてませんが、これはその昔の写真。次の年には生えていた道路付近が整地されてしまった為、以来どこでも全く見かけること…

コボタンヅル Clematis apiifolia var. biternata

日当たりのいい林の縁などに絡んでいるつる植物。写真は家の植木に絡んでいるもの。 いわゆる園芸植物のクレマチスの仲間でセンニンソウやボタンヅルと似ています。 花弁に見えるのは萼片で、花径は2cm前後。雄蕊は多数あり、葯はいくつか計った感じでは…

マルバハギ Lespedeza cyrtobotrya

日当たりのいい林などに見られるマメ科の落葉低木。特徴の一つは花序が短いということで葉から外に飛び出さない程度で花があります。 萼歯の先端が針状に尖るという点も特徴。 マルバハギというくらいで葉が丸っこいのが特徴でもありますが、円形だけでもな…

ネコハギ Lespedeza pilosa

道端に這い広がるタイプのハギの一種。白に紅紫色がアクセントになった可愛らしい花。 竜骨弁から雄しべ、雌しべが見えている様子。 草地からフェンスを越え道端に伸びているネコハギ。 茎や葉に軟毛がたくさんあるのが特徴。 萼の裂片は切れ込みが深い。 花…

ユウガギク Aster iinumae

道端で見かけるキク科の花。少々時期が早いかもしれませんが、見かけるようになりました。(この写真は昨年10月前半のものです。) こちらは2016年7月、最近の花。 舌状花の花色がたいていは白色。明らかに淡い紫色をした花の株もあるにはありますが…

ヒメムカシヨモギ Conyza canadensis

人為的に整地されたような道端や空き地によく見られる花です。 似た姿をしたものにオオアレチノギクがありますが、こちらは小さいながらも舌状花がありデジカメなどであらためてよく見てみると可愛らしい花です。 草丈は数十センチのものもありますが1mを…

ハルシャギク Coreopsis tinctoria

暑い夏の盛りに道路縁などで見かけるキク科の花。 頭花は8枚の舌状花と中心の多数の筒状花から出来ていて、はじめはこの写真のように雄しべが見えているようです。 どのくらいで切り替わっているのかわかりませんが、途中からこちらの写真のように2裂した…

キツネノマゴ Justicia procumbens var. procumbens

道端に咲く小さな花。他にも似た花がありそうでない、意外と個性的な花です。 花は正面からの縦幅で5~6mm程度、横の広い部分で4mmくらい。 雄しべは2つ。 花穂には一斉にたくさんの花ではなく、1~3個くらいずつ咲かせます。 そこがまたなんだか…

スベリヒユ Portulaca oleracea

日当たりのいい乾いた道端などに見られる花で多肉質の植物です。 花期は夏、ただし開花時間はとても短いです。晴れた日の午前7時くらいから開きだし、正確に計ったことはないですが1~2時間のうちには閉じてしまいます。 茎は地面を這い広がります。食べ…

イヌホオズキ Solanum nigrum

花は6月くらいから見かけるようになります。際立ってどこが綺麗とかいうタイプの花ではないかもしれませんが、少し下からのアングルの花姿が結構好きな花。 葯の長さが特徴で2mm以上あります。集まった葯が太く見えます。 こんな風に小さく咲いてしまっ…

オニユリ Lilium lancifolium

栽培されているものも見かけますが、日当たりのいい道端の草地などにも見かけるユリ科の花。 花は下向きに咲きますが、花被片が強く反り返って上からでも花をアピールしているかのようです。 黒っぽい斑点が多数あり、花被片の基部の方では突起状になってい…