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Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

ハマヒサカキ Eurya emarginata

海岸方面でよく植栽されているのを見かけますが、分布的には本州中部以南~或いは千葉県以南とされているようです。 植栽のものや自然発芽したようなものも含め目にするものはそう大きくないですが、常緑小高木なので5m以上にもなるようです。 雌雄異株で…

ツワブキ Farfugium japonicum

海岸付近の草地や崖などに育つキク科の花ですが、身近な海岸ではいまのところ見かけたことはないので、写真は海は近いですが公園の植栽。 地面から長い花茎をのばし、花径4~5cmの黄色の花を多数咲かせます。 寒くなってくる時期ですが元気いっぱいとい…

ハマギク Nipponanthemum nipponicum

海に面した岸壁や崖の草地などに咲く花。 花期は10~11月で、5~7cmくらいある立派な花をつけます。 舌状花は白、筒状花は黄色で多数。花期は違いますが園芸栽培されるシャスターデージーはこのハマギクとフランスギクを交配してつくられたそうです…

ハマオトコヨモギ Artemisia japonica ssp. littoricola ?

場所は海岸、崖の上の草地。周辺には、この一株しか見当たりません。 多数の頭花を枝分かれした花序につけています。外側に雌花、中心に両性花。 ここまでの花の写真は、花を起こしたり上に向けたりして撮りましたが、 横たわった花序に、花はそのまま下向き…

イガオナモミ Xanthium italicum

海岸や河口付近に見かけるキク科の植物。これが花なのですが、上部に雄花(雄頭花)、そのすぐ下に雌花(雌頭花)が咲きます。下の方の葉腋は雌花だけというのもあるようです。花としては目立ちません。 雄頭花は筒状花の集まり。葯は分かれていますが花糸は…

マルバアカザ Chenopodium acuminatum

海岸の砂浜などに生えるヒユ花の植物。 花といってもこの仲間は花として目立つものではないですが、 拡大すると花がわかります。雄しべは5つあり、花糸の基部は繋がっているようです。 雌しべの柱頭は2つあるようでプラグみたい。 葉はしっかりと厚みがあ…

ハマゼリ Cnidium japonicum

海岸の岩場に咲く小さな花。セリ科の花は肉眼には小さいけれど、写真に撮ると可愛らしいことが多い気がします。内側にカールした花弁に紫色の葯がいい感じ。 小さいですが複散形花序で総苞と小総苞があります。 岩の隙間に生えている様子。白っぽい部分が咲…

アシタバ Angelica keiskei

海岸に育つセリ科の花、というより野菜として有名。 セリ科らしく複散形花序ですが、総苞はないようです。そこに合わせてないのでわかりづらいですが小総苞はあります。 花色的には目立たない花ですが、花序が大きいので存在感があります。 茎も非常に太く、…

メドハギとハイメドハギ

メドハギ Lespedeza cuneata ハイメドハギ Lespedeza cuneata var. serpens メドハギ 道端の草地、アスファルト道路の縁石沿いなどで見かける花。 ハイメドハギ 海岸の草地や吹き曝しの道端の草地に見かけます、メドハギの変種です。 メドハギ 横向きになり…

ハマツルボ Scilla scilloides var. litoralis

海岸方面の道路沿いや草地など、道端に普通に見かける花。「ツルボ」の海岸型とされます。 よく群生もし、薄紫色の花穂がたくさん並ぶと綺麗ですが、一つひとつの花もなかなか綺麗だったりします。 普通のツルボの倍近くある葉の幅。 葉の裏の様子。 果実の…

オオフタバムグラ Diodia teres

海岸や河原、またその周辺の道端に見られる花径5mm程度の小さな花。 漏斗状の薄紫色の花は葉腋につき、托葉から伸びた長い毛が特徴的でよく目立ちます。 その長毛に遮られていますが、萼があるのが見えます。また、葉の縁にはかなり細かいですが刺状の鋸…

ハマゴウ Vitex rotundifolia

海岸の砂浜、砂利浜などで一面に広がるように咲くシソ科の花です。 上向きに口を開いたような花をしています。 蕾の状態(6月末) 葉は茎に対生につき、茎も葉も白くて細かい毛に覆われています。さわると柔らかな質感。 葉裏は白っぽい。 こんな姿ですが落…

ラセイタソウ Boehmeria biloba

和歌山県~北海道南部の太平洋側の海岸に生える植物。雌雄同種で茎の先の方に雌花花序をつけ、それより下(茎中間あたり)に雄花花序がつきます。 写真中央、先端の次の節あたりにから短く出てるのが雌花花序。右端あたりに見えるのが雄花花序。 たくさん密…

スカシユリ Lilium maculatum

7月頃になると海岸近くの斜面などに咲くユリの一種。太平洋側のものを別名イワトユリとも呼ぶようです。(日本海側ではイワユリと呼び花期が少し早いそう。) スカシユリの由来は花被片の間が開いていてこうして下が透けて見えることから。 上向きに咲く大…

スナビキソウ Heliotropium japonicum

海岸に咲くムラサキ科の花で砂利浜に咲いていましたが、名前の由来は砂浜に地下茎を伸ばし増えることから付いた名のようです。 小さな白い花が集散花序に咲きます。 このような感じでびっしりと生えますが、花はこのときはまだあまりありませんでした。 葉の…

ハマダイコン Raphanus sativus var. hortensis f. raphanistroides

海岸~加工付近に見かけたアブラナ科の花。いわゆる野菜のダイコンの原種とも言われていたり、古くに栽培されていたダイコンが野生化したものとも言われたり、そうではなくもともと野生のものだったとも言われていて、実際のところはどうなのかはわかりませ…

ミヤコグサとセイヨウミヤコグサ

ミヤコグサ Lotus corniculatus var. japonicus セイヨウミヤコグサ Lotus corniculatus var. corniculatus それぞれ別記事にしようかと思ったのですが、比較しつつまとめることに。 まずはミヤコグサ(L. c. var. japonicus) 海岸付近の草地などに見かける…

ハマナデシコ Dianthus japonicus

海岸の岸壁や岩場などに咲くナデシコ科の花。 海が近い道路の縁石沿いなどにもたまに見かけることがあります。 苞の先が尾状に長くなるのが特徴の一つで、似た花でヒメハマナデシコでは尖った部分は短い針状です。 花径は1.5cmほどで大きくありませんが…

オオイヌタデ Persicaria lapathifolia

道端、河川敷などで見かける花で1m以上にもなる大きな姿をしています。 花序は垂れ下がり、花被片4の小さな花を多数咲かせます。 白花種も珍しくなくよく見かけます。 葉は15~20cmくらいの大きいものが多く、特徴は側脈の間隔が狭くたくさんあるこ…

オオマツヨイグサ Oenothera glazioviana

海岸付近の草地などに見かける花。草丈は1m以上にもなります。花も大きく、同じように高くなるメマツヨイグサと比べると直径で倍はある印象の花を咲かせます。 メマツヨイグサとは花期が重なる部分もありますが、咲きだしはオオマツヨイグサの方がひと月ほ…

キリンソウ Phedimus aizoon var. floribundus

海岸の草地付近に見かける花です。一株だけぽつりと自生しており、どこからか栽培品の逸出したものかもしれません。 葉は多肉質で広倒卵形で中央から先端にかけて鋸歯があります。 密に付いていてわかりづらいですが互生しています。 「キリン」は動物園のキ…

タイトゴメ Sedum japonicum ssp. oryzifolium

海岸の岩場、あるいは海岸付近の道路沿いなどで見られる花。 こちらは海が近いアスファルトの駐車場縁に咲く満開のタイトゴメ。 6月に株を覆いつくすほど黄色の花を多数咲かせます。 葉の様子。 粒状突起が確認できます。一般に粒状突起がないといわれオカ…

ハマカキラン Epipactis papillosa var. sayekiana

海岸方面の黒松林に咲くランの仲間。クロマツの根に共生する菌が生育に必要なためだそうです。 花の時期以前はこうして項垂れたような姿をしています。 蕾の様子。開花が間近になってくるると起き上がります。 多数の花はやや下を向いて咲きます。 色合い的…

イヨカズラ Cynanchum japonicum

海岸方面の草地に育つ植物です。肌色のような感じの部分は副花冠でこの仲間の特徴の一つ。 「カズラ(蔓)」と付きますが、他のものに絡んでいる様子は全くなく直立しています。先端の若い茎がわずかに蔓感を出しているときがある程度。 葉は光沢と厚みがあ…

ハマツメクサ Sagina maxima

海岸に咲くツメクサの仲間。道端に見かける一般的なツメクサと比べ、全体にやや大きめで葉には厚みがあり、花径は5mmほどあります。 とても厳しい環境に思えますが、このような海岸の岩場の僅かな隙間に育ちます。 葉の幅は広めのもの計ってみると約2m…

ヒロハノカワラサイコ Potentilla nipponica

名前にはカワラとつきますが、海岸方面の道路沿いや草地に見かける花。(もちろん本来、河原にも咲くのだろうと思います。)キジムシロ属(Potentilla)らしい花の様子。 全体に白い長毛が目立ちます。萼片、副萼片、そして葉もですが縁が少し外側に巻いてい…

ハマヒルガオ Calystegia soldanella

海岸で見られるヒルガオ科の花。草姿は地面に這い広がります。 まるで砂が花を咲かせたかのよう。 砂浜などに限らず、海岸が近いところでは道路沿いなどにも多く見られます。(むしろ砂浜より多いくらいかも。) 地下茎でよく増えるので、思わぬところからも…

コマツヨイグサ Oenothera laciniata

海岸や河原、その付近の道端にみられる花。マツヨイグサの仲間で花は夜に咲きますが、朝早いうちなどは開花した状態をまだ見ることができます。花径は3cm程度でだいたい4月の終わり~5月初めに咲きだし、秋まで見られます。 草姿は他のマツヨイグサ仲間…