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Familiar Flowers 2

道端の花など、身近に咲く花図鑑(観察地: 茨城県)

ヤブミョウガ Pollia japonica

葉姿がミョウガに似ていることからヤブミョウガですが、ミョウガの仲間ではなくツユクサ科の花です。林の縁などで群生した姿をよく見かけます。 雄性花 雌性花 一つの株に雌しべが短く雄しべが長い雄性花と、雌しべが雄しべより長い雌性花があります。 花は…

ヤブラン Liriope platyphylla

林の縁などに見かける花ですが、斑入り品種などは庭などでもよく植えられています。 葉の状態だけだと林の縁の草地などでは目立ちませんが、夏に伸びる紫色の総状花序はよく目立ちます。 特に太いものを計って、葉幅1.1mmほどでした。 花序には小苞があ…

スズメウリ Zehneria japonica

道端の草地、林の縁などに見かけるつる植物の花。名前からはよく比較されるカラスウリと違って日中、花が咲いています。雌雄同株と雌雄異株の両方あるようです。 一枚目の写真では花冠が4裂でしたがこちらは5裂。5裂が一般的ですが稀に多かったり少なかっ…

ミズタマソウ Circaea mollis

林の中などで見かけるアカバナ科の花で草丈は50cm程度までになります。 花弁は一見4枚に見えますが、上下に2枚ついていて切れ込みがあります。それとは逆に萼片は左右に2枚。 果実に白い毛があり、それが水滴のように見えることからミズタマソウ。実…

トキリマメ Rhynchosia acuminatifolia

マメ科のつる植物で、林の縁などで他の草や低木などに絡んでいるところを見かけます。 萼筒に黄色の腺点が多数目立ちます。 葉は3出複葉で頂小葉の幅の広い部分が葉の基部寄りにある。 名前も似ている似た花にタンキリマメがあり、そちらは幅の広い部分が中…

ノササゲ Dumasia truncata

林の中で見かけるマメ科のつる植物。 淡い黄色の蝶形花を多数つけます。 萼筒は無毛で萼歯は見えないようです。 葉は3出複葉、小葉は長い三角状で葉脈に沿って白っぽく、特徴的で見つけやすいです。 葉の裏には毛が疎らに見えます。 周辺にたくさん株自体は…

サジガンクビソウ Carpesium glossophyllum

林の中などやや陰った場所に咲く花。派手さはありませんが独特な雰囲気があります。 舌状花はなくこうして下向きに咲くので人にはあまり相手にされませんが、きっと必要とする昆虫などにはいい感じなのでしょう。 草姿はとてもシンプルです。根生葉が花期に…

テリミノイヌホオズキ Solanum americanum

道端に咲くイヌホオズキ類の一つです。花は小さく平開しても1cmに満たない程度。雄しべの葯は短く1.5mm未満(写真のもの1mm強)丸っこい団子状に見えるのが花の特徴です。花色は秋~初冬でもほぼ白のままです。 ちなみに、他の仲間との比較につい…

アキノタムラソウ Salvia japonica

明るい林やその縁で見かける花。花冠に少し長めの毛と腺毛が生えているのが見えます。 変わった名前がなんとも気になるところですが、由来は不明のようです。 上唇に沿う位置にある雄しべの葯が目のように見え、ちいさな生き物のようです(笑) ナツノタムラ…

オオバノヤエムグラ Galium pseudoasprellum

林の縁などで見かけるヤエムグラの仲間。1.5mm程度の小さな花は下向きに咲くものがほとんどでした。 小さいだけでなく、日当たりがよくない場所に咲くため光量も足りずなかなか綺麗に撮れません。 果実は2分果で上向きに曲がった鉤状の毛が密に生えて…

イヌトウバナ Clinopodium micranthum

林の中などやや日陰で咲くトウバナの仲間。 花色は白にやや淡紫色が入ります。萼には長い毛が目立つ。花序の間につく葉が長くて目立つことが多い。 葉は卵形~狭卵形で鋸歯がある。 葉は対生で葉柄が長い。 葉の裏にははっきりと腺点が多数あります。 茎に毛…

クズ Pueraria lobata

普段は大きな葉ばかりが目につきますが、7~9月ごろにかけてとてもフルーティな甘い香りのする花を咲かせます。 花色も美しいと思います。 蕾の色も綺麗。 葉は3出複葉でとても大きく、よくまるごと樹木に覆いかぶさっている姿も目にしますが、茎(つる)…

ヤマユリ Lilium auratum

林の中など生え、7月に花径20cmくらいある大輪の花を咲かせます。 オレンジ色の筋が特徴で、周囲に紅紫色の斑点があります。 花には強い芳香があり、周辺を漂います。 かなり遠くに咲いていても立派な花はよく目立ちます。 野山において圧倒的な存在感…

オニドコロ Dioscorea tokoro

林の縁などに生えるつる性の植物。雌雄異株。 黄緑色の小さな花は派手さはないですが意外と愛らしい。写真は雄花花序。 こちらは雌花。花柱は3つに分かれ、雄しべがあるようですが花粉の出ない仮雄しべ。 葉腋から数本の花序が出ています(雄株)。雌花花序…

イヌザンショウ Zanthoxylum schinifolium

林縁などに見られる落葉低木で、サンショウに似ているものの香りがあまりないということが名前の由来。 雌雄異株で写真は雄花。てっきり花弁というより萼片で花被片が5枚と思っていたのですがちゃんと別に萼があるようで、黄緑色の花弁は5枚で雄しべも5つ…

ヤマノイモ Dioscorea japonica

林の縁などに生えるつる植物、別名で自然薯とも呼ばれます。 雌雄異株で写真(上)は雄花の花序。花被片は6枚なのですが、ほとんど開かない花で写真のように外花被片3枚が少し開いた感じのものが多いです。(後半の方に雌花が少し開いたものを追加で載せて…

トリアシショウマ Astilbe thunbergii var. congesta

同じ林内で少しの距離を隔てて複数のタイプが咲いていて、それぞれトータルで判断してトリアシショウマとしました。 タイプ1 花序の枝の分岐が多数見られ、花色は白で穂先は下がる。 写真に撮っても葉の様子はどこがどう繋がっているか分かりにくいですが、…

オカトラノオ Lysimachia clethroides

日当たりのいい草地~林の中などに咲くサクラソウ花の花。 総状花序の高い位置(曲がる部分)付近の花が咲くようです。咲き進むにつれ、曲がり位置・角度が変わっていきます。 花序の上部まで咲き上がった状態。 斜面に生え斜めに伸びた茎の先についた花序は…

キカラスウリ Trichosanthes kirilowii var. japonica

林縁などに見られるウリ科のつる植物の花。(雄花) 夜に咲く花は、花冠の裂片の先が糸状に細く裂けています。ちなみに仲間のカラスウリの花は同じく夜に咲き夜が明ける頃には閉じてしまいますが、キカラスウリは昼前くらいまで咲いていたりします。 雌花。…

ハエドクソウとナガバハエドクソウの比較。

ハエドクソウ Phryma leptostachya subsp. asiatica ナガバハエドクソウ Phryma leptostachya ssp. asiatica f. oblongifolia ハエドクソウの花の特徴は上唇が先が2裂したその両サイドが広くなっている点です。 ナガバハエドクソウではこの部分がなくほっそ…

オオカモメヅル Tylophora aristolochioides

林などに見られるつる植物で面白い花をしています。 少し濃い色をした部分は副花冠でキョウチクトウ科によく見られます。現在はそのキョウチクトウ科に含まれていますが旧ガガイモ科で、そう思ってみると花冠の毛の生え具合などガガイモにも似ています。 林…

ムラサキシキブ Callicarpa japonica

林の縁などに生えるシソ科の落葉低木。 6~7月にかけて葉腋から出た集散花序に小さな花を咲かせます。 花序が出る位置が葉腋であること、鋸歯が葉の基部に近いところまであるのが特徴。よく植栽される似た花にはコムラサキがあり、花序が葉腋から少しズレ…

エビヅル Vitis ficifolia

道端の草地や林縁などに見られるブドウ科のつる植物。 雄花の株と両性花の株があり、この写真は雄花の花序。 こちらは両性花の花序。雌しべとの周りには短い雄しべがある。 雌雄異株とされますが、こういうのって雄性両性異株とは言わないんでしょうか?この…

ノカンゾウ Hemerocallis fulva var. disticha

やや湿り気のある草地、林の縁などに咲く花。似た花には八重咲きで少し大型のヤブカンゾウや属名のヘメロカリスで呼ばれる園芸植物があります。 特徴の一つは花筒が細く長いところ。写真のものは3cmちょっとですが、4cmくらいのものまであるようです。…

ノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla

道端の草地~林縁などによく見られるつる植物。 花は5弁ありますが、花弁が落ちた後の様子などヤブガラシに少し似ている。 葉の形は切れ込みが浅いものから深いものまで変化があります。 そんな中でもこのように特に切れ込みが深いものはキレハノブドウ(f.…

ハマカキラン Epipactis papillosa var. sayekiana

海岸方面の黒松林に咲くランの仲間。クロマツの根に共生する菌が生育に必要なためだそうです。 花の時期以前はこうして項垂れたような姿をしています。 蕾の様子。開花が間近になってくるると起き上がります。 多数の花はやや下を向いて咲きます。 色合い的…

キツネノボタン Ranunculus silerifolius var. glaber

林縁や湿り気のあるような場所に見かける花。 似た花に茎に毛が生えるケキツネノボタンがありますが、実際にはキツネノボタンにも有毛タイプがあるので単純に毛の有無では判断できません。 また、小型で斜上毛が生え花期の遅い基本種とされる似た花ヤマキツ…

ユキノシタ Saxifraga stolonifera

林の中や林の縁の湿り気のある日陰に咲く花。 葉脈に沿って白っぽい斑が入る円い腎形の葉。日当たりがよい場所では赤味が差すものも多いようです。 葉の両面、葉柄には粗い毛が生えています。葉の表に赤味があるタイプは葉の裏も写真のものと違い赤味がある…

フデリンドウ Gentiana zollingeri

明るい林の中などで咲く鮮やかな青の花。草丈は大きくても10cm程度。 一つの茎の先に多数の花が咲くのが特徴の一つ。 ごくありふれた公園の植栽樹の下で咲いていたフデリンドウ。 植木などの圃場から一緒にやってきたのかも。 葉は広卵形で対生。 果実(…