Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

ヒガンバナ科

マユハケオモト Haemanthus albiflos

秋に花を咲かせるキジカクシ科の非耐寒性常緑植物で、鉢植えなどで育てられる園芸植物。 葉の雰囲気がキジカクシ科の「万年青(オモト )」に似ていることと、花の様子を「眉刷毛」と見立てたのが名前の由来。 (2018年9月下旬) 葉の様子のいい写真が…

アキザキスノーフレーク Acis autumnalis

園芸栽培されるヒガンバナ科の花で、春に咲く同科のスノーフレークのような俯いた花を秋に咲かせます。 スノーフレークよりは、草丈も花も小型で、秋~春に出る葉もかなり細いです。 例年は暦の上では秋の8月中旬くらいから咲いていますが、 今シーズンは梅…

水仙類 Narcissus

水仙は春の花壇や庭を彩る定番の花で、多数の園芸品種があります。あまりに多いのでまとめて載せることにします。 水仙の栽培種はイギリスの王立園芸協会(RHS)によって13の区分(division) に分類され、それが世界的に用いられています。ということ…

スノーフレーク Leucojum aestivum

庭や花壇などでよく栽培されているヒガンバナ科の花。 別名には葉などが水仙に似て、花は鈴蘭を連想させることからスズランズイセンという名や、別属の花になりますがスノードロップ(G. nivalis)の別名がマツユキソウであることから、それより大型のものと…

ハナニラ Ipheion uniflorum

よく庭などに植えられるキジカクシ科の花。 食用にはなりませんが、葉などに食用のニラと似た香がありハナニラと呼ばれますが、最近は属名からアイフェイオンやイフェイオンという名で出回ることが多いようです。(属名は Tristagma とされることもあるよう…

タマスダレ Zephyranthes candida

海岸の草地に生えていたヒガンバナ科の植物。 どういう経緯でこんなところで咲いているのかは分かりませんが、一般的に園芸栽培される花です。 花は上向きに咲き、白い花被片に黄色の葯がアクセントになり可愛らしい様子。 葯の長さは8mmくらいありました…

ノビル Allium macrostemon

(2015年6月上旬) 道端の草地などで見かけるヒガンバナ科ネギ属の花。 草丈は5,60cmといったところ。この時期あちこちでひょろひょろとした花茎をのばしている姿を目にします。鱗茎は食べることができ、食用にされたりします。 花序には花だけで…

ヒガンバナ Lycoris radiata

道端に見かけるヒガンバナ科ヒガンバナ属のヒガンバナ。名前の通り、秋のお彼岸前後に咲く花。 花茎の先にぐるりと輪生状に花を咲かせます。長い雄しべと雌しべが印象的 ですが、基本的に日本のものは3倍体であるため結実はしません。 花被片は内外あり、内…

ニラ Allium tuberosum

道端の草地だけでなくアスファルトの縁石沿いにも見かける花。 だいぶ昔に大葉ニラという品種のニラを蒔いて育てたことがあり、写真は自宅で撮ったものなのでその大葉ニラとも思われるのですが、以降種子で増えたりしているので、すでに大葉ニラという栽培品…

キツネノカミソリ Lycoris sanguinea

林の縁などに咲くヒガンバナ科の花です。赤橙色の花は形も良く、とても綺麗ないい花と思いますが、あるところにはあるといった感じで、ヒガンバナと比べるとあまり見かけない存在です。 ヒガンバナと同じように、花の時期に葉はなく7月~8月に花茎だけが伸…