シソ科
湿地に生えるシソ科の植物です。名前の由来は、小さい「シロネ」で根が白いことからですが、別名には「サルダヒコ(猿田彦)」という興味深い名前があります。しかし、そちらの由来は不明のようです。猿田彦という神様がいるのでガガイモのように何かそうい…
主に庭や公園などに植栽されるシソ科落葉低木。遠い昔に植えられたものかもしれませんが、林縁などに見ることもあります。 ムラサキシキブとは花も似ていますが、コムラサキは花柱が薄紫色のようです。(ムラサキシキブの花柱は白色。) 花序が葉腋からズレ…
日当たりのいい道端の草地から林の縁などに見られる小高木~低木の花。 写真のように長く飛び出した雄しべと雌しべが特徴。 花の形も「大」の字のようで面白く、芳香があり周囲を漂います。 花冠は筒部が長く萼から飛び出すように咲いている。 名前の由来は…
用水路沿いなどやや湿り気のある所に咲く花。 花は輪生状に何段かに分かれて咲きます。草丈は4,50cmくらい。 ギリギリ見えるか見えないかですが、先が5裂し星形のようになった萼筒の奥に4つの分果が見えます。 葉の様子。 対生につき短い葉柄があり…
海岸の砂浜、砂利浜などで一面に広がるように咲くシソ科の花です。 上向きに口を開いたような花をしています。 蕾の状態(6月末) 葉は茎に対生につき、茎も葉も白くて細かい毛に覆われています。さわると柔らかな質感。 葉裏は白っぽい。 こんな姿ですが落…
明るい林やその縁で見かける花。花冠に少し長めの毛と腺毛が生えているのが見えます。 変わった名前がなんとも気になるところですが、由来は不明のようです。 上唇に沿う位置にある雄しべの葯が目のように見え、ちいさな生き物のようです(笑) ナツノタムラ…
林の中などやや日陰で咲くトウバナの仲間。 花色は白にやや淡紫色が入ります。萼には長い毛が目立つ。花序の間につく葉が長くて目立つことが多い。 葉は卵形~狭卵形で鋸歯がある。 葉は対生で葉柄が長い。 葉の裏にははっきりと腺点が多数あります。 茎に毛…
草丈は1m超えるほどにもなる大型の植物ですが、周辺環境にはもっと大きな植物が多いので、そう目立つ大きさでもなかったりします。 花は小さく花径4mm程度、葉腋に固まって付き目立つ花ではありませんがこうしてよく見ると紅紫色の斑点がなかなかいい感…
道端の草地に咲く花でトウバナの仲間。萼の色は通常は緑色とされているようですが、身近に見かけるものはこうして紫を帯びたタイプが多いです。 似た仲間のクルマバナが一般的には萼が紫を帯びると言われています。ただ、ネットで画像を見ているとそちらも絶…
林の縁などに生えるシソ科の落葉低木。 6~7月にかけて葉腋から出た集散花序に小さな花を咲かせます。 花序が出る位置が葉腋であること、鋸歯が葉の基部に近いところまであるのが特徴。よく植栽される似た花にはコムラサキがあり、花序が葉腋から少しズレ…
川岸や水路沿いの草地など湿り気のあるところで見かけるサルビア属(アキギリ属)の花。 花はシソ科らしい唇形で下唇には紫の斑点が並んでいます。 (花の大きさを測った画像を下の方に追加しました。) 葉腋から伸びた輪散花序に咲きますが、花そのものより…
道端の草地などに咲く小さな花です。 名前の由来は、塔のように咲く花序の様子からのようです。 似た花は複数ありますが、特徴の一つは小花柄基部の苞葉が短いこと、そして、 葉の鋸歯が少な目なのも特徴。 ところで、葉の裏には腺点がないとされますが、 右…