Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

シソ科

ウツボグサ Prunella vulgaris ssp. asiatica

海岸方面の明るい林の中で見かけるシソ科の植物。 下唇は3裂し、中央の裂片の縁は細かく裂けています。 上唇はかぶと状で毛が生えている。 花の幅は下唇の幅で約9mm。 先日載せた白花のセイヨウウツボグサは5mm程度だったので、ウツボグサの方が見た…

ナミキソウ Scutellaria strigillosa

海岸などに咲くシソ科の花ですが、写真は庭のナミキソウ。 ずいぶん前によそから分けてもらったもので、今のところ身近な海岸などで自生するものを見かけたことはありませんが、どうも情報ではあるような感じなので見てみたいです。 花は2個ずつ(各葉腋に…

セイヨウウツボグサの白花 Prunella vulgaris ssp. vulgaris

林状の公園内で見かけたシソ科の花。 初めて見かけましたが、最近改修工事がなされた場所なので、土砂などと一緒に運ばれてきたのかと思います。 似た花に亜種にあたるウツボグサ(ssp. asiatica)があり白花品種もありますが、セイヨウウツボグサはウツボグ…

タツナミソウ Scutellaria indica

林の中などに見かけるシソ科の花。 (追記: 記事投稿時の画像は、デジカメの設定を少々いじったせいで全体に赤味が強く出た写真になってます。一部、撮りなおした写真と入れ替えたりしてますが、この1枚目の写真のように青紫色の感じが本来の色に近いもの…

オドリコソウ Lamium album var. barbatum

林の縁などで見かけるシソ科の花。花色は白っぽいピンクで、ほぼ白い花~ピンクが強いものまで変化があります。 草丈は30cm程度がよく見るイメージですが、60cm程度にもなるらしいです。 名前の由来は、やぐらの上で笠をかぶった踊り子たちに見立て…

カキドオシ Glechoma hederacea ssp. grandis

道端の草地などで見かけるシソ科の花。 葉は腎円形で縁は鈍い歯牙状。まだ寒いのでちょっとカラフル。 茎は四角で毛が生えています。葉は対生。 花は葉腋につき、花柄は短い。 上から見ると上唇に隠れて見えませんが、雄しべは長いものと短いものそれぞれ2…

キランソウ Ajuga decumbens

林の縁の草地などで見かけるシソ科の花。地べたに張り付くように咲いています。 上唇は浅裂しとても短く、雄しべが飛び出ているように見える。 萼筒は5裂し長い毛が生えている。 毛が目立ち、波打つようにボコボコしている葉。 他の草から避難するように這…

ヒメオドリコソウ Lamium purpureum

道端などでよく見かけるシソ科の花。もう少しすると見かけるようになるオドリコソウよりずっと小型なことから「ヒメ」と付きます。 寒さにあたった葉の色の変化がカラフルで綺麗。 葉は対生し、茎は四角で稜がある。 葉の表面は細かく凸凹感があります。 葉…

ホトケノザ Lamium amplexicaule

道端などでごく普通に見られるシソ科の花。 いまのところ写真がないですが群生してると一面紫色に染められ、思いの外綺麗です(下に画像追加)。 唇状花ですが、3裂した下唇の中央はさらに2裂し形が可愛らしい。 上唇の内側に雄しべが収まっているのが見え…

ナギナタコウジュ Elsholtzia ciliata

林の縁などに見かけるシソ科の花。 花は片側を向き、花序が後方に反りかえる姿から「薙刀(なぎなた)」。(反り返っていないものもけっこうあります) 名前後半の「コウジュ(香薷)」はナギナタコウジュ或いはイヌコウジュ属のホソバヤマジソなどの生薬名…

ヨウシュハッカ Mentha arvensis

道端の草地に見られるミントの一種。「ハッカ(ニホンハッカ)」(ページ下部にリンク)との区別がちょっとややこしいです。 葉腋から花序がでて淡い紫色の花が固まって咲きます。 ヨウシュハッカの特徴の一つは、萼歯が正三角状でハッカのように細く尖らな…

ヒメジソ Mosla dianthera

道端の草地に見かけるシソ科の花。イヌコウジュとよく比較される花で、2~3週間遅れて咲き始めたところです。花序はこれから伸びていきます。 ふと昨年の写真を見ると全く同じ日に最初の花が咲いていたようです。 上側にある2本の雄しべが花粉を出す完全…

キバナアキギリ Salvia nipponica

林の縁などに生えるシソ科の植物。サルビアの仲間です。 花の中心に見える紫色のものは仮雄しべだそうです。花粉を出す完全雄しべは上唇の方に隠れて見えていません。 一般的には昆虫をこの目立つ仮雄しべの方で誘い込み、そのすきに上の花粉を出す雄しべが…

ヤマハッカ Isodon inflexus

林の縁などに咲く花で、ハッカとは付きますが葉に香りは特にありません。念のため葉をこすって見たもののやっぱり感じませんでした。 シソ科に多い唇形花という花のタイプですが、下唇は両サイドが巻いていて雄しべ雌しべを包み込んでいます。 葉柄に葉身の…

イヌコウジュ Mosla punctulata

林の縁などに見かける花です。 茎頂や葉腋から総状花序を伸ばし、唇形で淡紅色の花を咲かせます。 花後の萼筒の奥にちょっと分果の一部が写っている。 葉はほっそりしたものから、たまに丸みの強いものもみられます。(上部の葉に多いもよう) 個人的にイヌ…

ハッカ(ニホンハッカ) Mentha canadensis

湿地に見かけるシソ科の花で、いわゆるミントの一種。葉をこするとてもスーッとした香りがします。 花色は白~淡紫色で、茎はよく枝分かれします。節間は広め。 花はぐるりと輪生しているように見えますが、実際には写真のように葉腋から花序が出て仮輪(偽…

コシロネ Lycopus cavaleriei

湿地に生えるシソ科の植物です。名前の由来は、小さい「シロネ」で根が白いことからですが、別名には「サルダヒコ(猿田彦)」という興味深い名前があります。しかし、そちらの由来は不明のようです。猿田彦という神様がいるのでガガイモのように何かそうい…

コムラサキ Callicarpa dichotoma

主に庭や公園などに植栽されるシソ科落葉低木。遠い昔に植えられたものかもしれませんが、林縁などに見ることもあります。 ムラサキシキブとは花も似ていますが、コムラサキは花柱が薄紫色のようです。(ムラサキシキブの花柱は白色。) 花序が葉腋からズレ…

クサギ Clerodendrum trichotomum

日当たりのいい道端の草地から林の縁などに見られる小高木~低木の花。 写真のように長く飛び出した雄しべと雌しべが特徴。 花の形も「大」の字のようで面白く、芳香があり周囲を漂います。 花冠は筒部が長く萼から飛び出すように咲いている。 名前の由来は…

イヌゴマ Stachys aspera var. hispidula

用水路沿いなどやや湿り気のある所に咲く花。 花は輪生状に何段かに分かれて咲きます。草丈は4,50cmくらい。 ギリギリ見えるか見えないかですが、先が5裂し星形のようになった萼筒の奥に4つの分果が見えます。 葉の様子。 対生につき短い葉柄があり…

ハマゴウ Vitex rotundifolia

海岸の砂浜、砂利浜などで一面に広がるように咲くシソ科の花です。 上向きに口を開いたような花をしています。 蕾の状態(6月末) 葉は茎に対生につき、茎も葉も白くて細かい毛に覆われています。さわると柔らかな質感。 葉裏は白っぽい。 こんな姿ですが落…

アキノタムラソウ Salvia japonica

明るい林やその縁で見かける花。花冠に少し長めの毛と腺毛が生えているのが見えます。 変わった名前がなんとも気になるところですが、由来は不明のようです。 上唇に沿う位置にある雄しべの葯が目のように見え、ちいさな生き物のようです(笑) ナツノタムラ…

イヌトウバナ Clinopodium micranthum

林の中などやや日陰で咲くトウバナの仲間。 花色は白にやや淡紫色が入ります。萼には長い毛が目立つ。花序の間につく葉が長くて目立つことが多い。 葉は卵形~狭卵形で鋸歯がある。 葉は対生で葉柄が長い。 葉の裏にははっきりと腺点が多数あります。 茎に毛…

シロネ Lycopus lucidus

草丈は1m超えるほどにもなる大型の植物ですが、周辺環境にはもっと大きな植物が多いので、そう目立つ大きさでもなかったりします。 花は小さく花径4mm程度、葉腋に固まって付き目立つ花ではありませんがこうしてよく見ると紅紫色の斑点がなかなかいい感…

ヤマクルマバナ Clinopodium chinense var. shibetchense

道端の草地に咲く花でトウバナの仲間。萼の色は通常は緑色とされているようですが、身近に見かけるものはこうして紫を帯びたタイプが多いです。 似た仲間のクルマバナが一般的には萼が紫を帯びると言われています。ただ、ネットで画像を見ているとそちらも絶…

ムラサキシキブ Callicarpa japonica

林の縁などに生えるシソ科の落葉低木。 6~7月にかけて葉腋から出た集散花序に小さな花を咲かせます。 花序が出る位置が葉腋であること、鋸歯が葉の基部に近いところまであるのが特徴。よく植栽される似た花にはコムラサキがあり、花序が葉腋から少しズレ…

ミゾコウジュ Salvia plebeia

川岸や水路沿いの草地など湿り気のあるところで見かけるサルビア属(アキギリ属)の花。 花はシソ科らしい唇形で下唇には紫の斑点が並んでいます。 葉腋から伸びた輪散花序に咲きますが、花そのものより、遠目には紫色を帯びた萼筒などが目を引きます。 葉は…

トウバナ Clinopodium gracile

道端の草地などに咲く小さな花です。 名前の由来は、塔のように咲く花序の様子からのようです。 似た花は複数ありますが、特徴の一つは小花柄基部の小苞が短いこと、そして、 葉の鋸歯が少な目なのも特徴。 ところで、葉の裏には腺点がないとされますが、 右…