Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

キョウチクトウ科

ヒメツルニチニチソウ Vinca minor

キョウチクトウ科のつる植物。 絡むのではなく這い広がり、地下茎でもよく増え、鉢植えやグランドカバーとして植えられます。 ツルニチニチソウよりは花も葉もだいぶ小型ですが、花色や咲き方どにバリエーションがあります。 こちらは八重の花。 一重の花。 …

ツルニチニチソウ Vinca major

庭などに植えられる常緑のつる性植物の花。 なにかに絡んで伸びるタイプではなく広がるタイプで、グランドカバーなどに用いられます。地下茎でよく増えます。 葉が斑入りのものもあり、葉が茂る夏場などはこちらの方が印象が重たくならず、よく植えられてい…

キョウチクトウ Nerium oleander var. indicum

庭木などとして植えられる常緑低木(小高木)の花。 名前は、「竹」のような葉をし「桃」の花のような花を咲かせることから付いた中国名「夾竹桃」を音読みしたもの。 ということで一番最初の写真は桃色の花にしましたが、以降載せているのは観察の都合で白…

テイカカズラ Trachelospermum asiaticum

林の縁などで見かけるつる性の常緑低木でキョウチクトウ科の花。 名前の由来は、金春禅竹の謡曲「定家」などにある「藤原定家が死後に、(思いを寄せていた)式子内親王の墓に葛となって絡みついた」という伝説からだそうです。 おどろおどろしい感じもあり…

ガガイモ Metaplexis japonica

道端の草地などに生えるつる植物で、ふわふわした毛の生えた個性的な花をしています。 古事記にも登場する植物で、大国主(オオクニヌシ)の国造りに協力した少名毘古那(スクナヒコナ)という小さな神様がこのガガイモの果実で作った船で海の彼方からやって…

オオカモメヅル Tylophora aristolochioides

林などに見られるつる植物で面白い花をしています。 少し濃い色をした部分は副花冠でキョウチクトウ科によく見られます。現在はそのキョウチクトウ科に含まれていますが旧ガガイモ科で、そう思ってみると花冠の毛の生え具合などガガイモにも似ています。 林…

イヨカズラ Cynanchum japonicum

海岸方面の草地に育つ植物です。肌色のような感じの部分は副花冠でこの仲間の特徴の一つ。 「カズラ(蔓)」と付きますが、他のものに絡んでいる様子は全くなく直立しています。先端の若い茎がわずかに蔓感を出しているときがある程度。 葉は光沢と厚みがあ…