Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

キク科

ハナニガナ Ixeridium dentatum ssp. nipponicum var. albiflorum f. amplifolium

道端で見かけたキク科の花。シロバナニガナの花の黄色い品種という位置づけのようです。 ややこしいですが、シロバナニガナはニガナの白花のことではなく、ニガナの白花はシロニガナと呼ばれます。ただ、学名はシロニガナもニガナもIxeridium dentatum ssp. …

アカミタンポポ Taraxacum laevigatum

道端や公園などで見かけるタンポポ類のひとつ。写真はうちの芝桜の間に生えていたもの。セイヨウタンポポと比べると、全体に小型で華奢な印象のたんぽぽ。 セイヨウタンポポと同じように総苞外片が反り返ります。 花後の様子。 環境もあるかと思いますが、よ…

ウラジロチチコグサ Gamochaeta coarctata

いろんな場所で普通に見かけるキク科の花。 属はそれぞれ違いますが、チチコグサにせよハハコグサにせよ、初期はこうして寝そべった姿をよく見かけます。でも、これってこの状態からいつの間に立った姿になっているんだろう? (2016年6月上旬) この頃…

チチコグサ Euchiton japonicus

土手や公園などの芝生に生えているのをよく見かけるキク科の花。黄色の花をしたハハコグサ(母子草)に対して地味なのでチチコグサ(父子草)というのが由来。 まだ時期的に早いので寝そべった姿をしています。見た目もハハコグサよりずっと小さく、印象はひ…

ニガナ Ixeridium dentatum ssp. dentatum

道端の草地などに見られるキク科の花。今回の撮った場所はナチュラル感がある場所ですが、道路沿いの土手などにも見かけます。 一般に舌状花が5つだけのすっきりした頭花。(7つくらいまであるようです。) 花の大きさはだいたい2cm程度でした。 総苞片…

セイタカハハコグサ Pseudognaphalium luteoalbum

空き地や道端に見かけるハハコグサの仲間。名前のように草丈が高くなりますが、今回見たものはハハコグサと変わらないような姿。これからどうなるか分かりませんが、環境的にもそこまで大きくはなれなそうな気はします。 (2016年5月下旬) 昨年の写真…

イワニガナ(ジシバリ) Ixeris stolonifera

明るい林内で見かけるキク科の花。別名がジシバリですが、似た花には花が大きく葉の形がへら状をしたオオジシバリがあります。 頭花は2cm程度。オオジシバリは普通に3cmくらいあるので見た目の印象でも差があります。 総苞の様子。総苞外片は小さい。 …

ブタナ Hypochaeris radicata

土手の草地などでよく見かけるキク科の花。花だけみるとちょっとたんぽぽに似ていますが、丈は普通に4,50cmはあり、ずっと高いです。 場所によってはけっこう咲き出しているところもありますが、この場所ではまだ咲き始めたばかりで花は少ないです。 …

シロバナタンポポ Taraxacum albidum

道端で見かけるたんぽぽの一つで、中心あたりの舌状花は黄色を淡く帯びてますが、全体に白っぽい花(頭花)をしています。 総苞内片、外片には目立つ角状突起があります。 花後の様子。総苞外片と内片の長さのバランスが花が咲いているときとはちょっと違う…

ハハコグサ Pseudognaphalium affine

道端の草地など普通にみられる花で春の七草の一つ、御形(おぎょう)。 花の黄色と茎葉の緑はともに淡く優しい色合い。 まだ花はなく、こんな状態のものもけっこうあります。 黄色い花の部分は頭花が集まりで、その頭花は中心の両性花と周囲の小さい(細い)…

オニタビラコ Youngia japonica

道端などでよく見かけるキク科オニタビラコ属の花。畦道やその辺の草地、舗装された道路沿いや民家周辺など特に場所を選ばず普通に見られます。 草姿は直立しています。この写真のものは草丈20cmくらい。 こちらは40cmくらいだったかと思います。 1…

ハルジオン Erigeron philadelphicus

道端で普通に見かける花ですが、今年は寒さが長引いていたせいなのかよくわかりませんが、あまり見かけてません。 とても細くて繊細な感じの舌状花をしています。 蕾が垂れた様子は、草姿全体で見たときハルジオンらしい特徴的なシルエットになると思います…

ヤブタビラコ Lapsanastrum humile

以前あげた春の七草のひとつコオニタビラコと仲間で、ある程度湿り気が保たれるなら、日陰でも日当たりのいいところでも見かけます。 葉はロゼット状に広がり、花を咲かせる茎もこうして放射状に出て寝そべっています。(環境によっては斜上もします。) (…

オオジシバリ Ixeris japonica

道端や畦道など日当たりのいい草地で見かけるキク科の花。春がシーズンですが、秋にも咲いていることがよくあります。 筒状花はなく舌状花のみの花で、どことなくスッキリした印象の花をしています。 総苞外片は小さい。 葉は先端からだんだん細くなり少々浅…

日本タンポポ

日本タンポポと呼ばれるものには、エゾタンポポ、カントウタンポポ、トウカイタンポポ、カンサイタポポなどたくさんあり、セイヨウタンポポやアカミタンポポとの区別は総苞外片が反り返ってないものが日本タンポポなので分かりやすいですが、日本タンポポ同…

ヒメブタナ Hypochaeris glabra

道端で咲くキク科の花ですが、今回はじめて見ました。 最初のぱっと見は「花が小さいようだけど、早くに咲いた気の早いブタナかな?」と思ったのですが、よく見ると葉が無毛でした。ブタナはまた咲いたらアップしますが、この株元付近で葉や花茎などに特に毛…

ノボロギク Senecio vulgaris

道端などに普通に見られるキク科の花。写真は綿毛姿ですが、冠毛が純白なので綺麗です。 しかし、可愛そうなことに名前は襤褸綿というような意味でつけられたのだろうと思います。 花は舌状花はなく筒状花のみの頭花。 総苞内片と小さな外片の先端がどういう…

マメカミツレ Cotula australis

公園などどちらかというと人工的な場所で見られる小さなキク科の花。 写真左側のごつごつしたのはソメイヨシノの株元。 この状態で頭花の直径は3mm。端っこの花だけ少し咲いています。中心の方まで咲き進むと直径はもっと大きくなるのかなと思います。 い…

コオニタビラコ Lapsanastrum apogonoides

まだ耕される前の水田で見られるキク科の花で、春の七草の一つ「ほとけのざ」はこの花。標準和名でホトケノザというのはシソ科の別の植物になります。 畦というより完全に水田内で見かけます。といってもどの田んぼでも見かけるわけではなく、ごくごく限られ…

セイヨウタンポポ Taraxacum officinale

どこでもよく見られるタンポポです。寒い時期に咲く花は花茎が伸びずに地べたに張り付くように咲いています。 セイヨウタンポポの特徴は写真のように総苞外片が反り返っていることです。 カントウタンポポなど、いくつかの日本タンポポと呼ばれるものたちは…

フキ(フキノトウ) Petasites japonicus

フキノトウが顔を出していました。フキノトウというのはフキの花のことで山菜としても有名ですが、この時期にはあの特徴的なフキの葉はみられません。ここから生えてくるわけではなく、地下茎で繋がっていてそこから出てきます。 花冠の先が5裂した小さな花…

ヤクシソウ Crepidiastrum denticulatum

林縁などで日当たりのいい草地に見られるキク科の花。 花径は1.5cm。筒状花はなく舌状花のみの頭花です。 総苞の様子。 葉の縁には疎らに浅い鋸歯があり、基部は張り出して茎を抱きます。 葉は両面ともに無毛。 茎も無毛でよく枝分かれし、こんもりとし…

ツワブキ Farfugium japonicum

海岸付近の草地や崖などに育つキク科の花ですが、身近な海岸ではいまのところ見かけたことはないので、写真は海は近いですが公園の植栽。(追記: 下の方に海岸で見かけたものを追加しました。) 地面から長い花茎をのばし、花径4~5cmの黄色の花を多数…

シオン Aster tataricus

主に庭などに園芸栽培される花です。野生化しているものがあるともいわれますが、身近では庭などから逸出したものを含め一切見かけません。写真のものは道端ですが、おそらく付近の方によって植えられたもの。 草丈は普通に1m以上あり、高いものは2m近く…

ケシロヨメナ Aster ageratoides var. intermedius

一度目にするとなぜか他の場所でも出会うことがありますが、昨日のシロヨメナのような花に再び出会いました。 総苞の様子。総苞片の縁などに毛があり、先は反り返っていない。 はじめ遠目に見つけたときは印象もほとんど一致するので、シロヨメナかなと思っ…

シロヨメナ Aster ageratoides var. ageratoides

あまり通らない林道縁で見かけたのですが、今回初めて見た花です。 草丈は50cmくらいのものから1mくらい。 舌状花は少な目。11枚以下という情報があり、たまたま数えた幾つかも11枚であったので一旦はそう思ったのですが、改めて数えてみると少々…

ハマギク Nipponanthemum nipponicum

海に面した岸壁や崖の草地などに咲く花。 花期は10~11月で、5~7cmくらいある立派な花をつけます。 舌状花は白、筒状花は黄色で多数。花期は違いますが園芸栽培されるシャスターデージーはこのハマギクとフランスギクを交配してつくられたそうです…

不明のヒヨドリバナ属 Eupatorium sp. (ホシナシヒヨドリバナ?)

たしか去年まで藪状の雑木林だったのが、茂っていた樹々が切り倒され空き地のようになった場所。 そこに昔から生えていたのか、あとからやってきたのかは不明ですが、ヒヨドリバナ属のなにかが咲いていました。やたらと花付きがよく見栄えがします。 一般的…

オケラ Atractylodes japonica

林の中で見かけたキク科の花で、今回はじめて存在に気づいた花です。 羽状(魚の骨のような)になった総苞外片(苞葉とも)が個性的です。 ちょっと遠めに見たときは、木質の茎が枝垂れてその先に花がある姿からコウヤボウキかなと思って眺めただけで通り過…

コウヤボウキ Pertya scandens

林などに見かけるキク科の花。 草(草本)のような姿ではありますが、落葉低木の木本。 枝先に咲く花(頭花)は複数の筒状花のみで構成されています。筒状花の裂片は細く先はくるりと反り返っています。冠毛が混じって見えているためごちゃごちゃした感じで…