アブラナ科
食用に栽培される白菜の花です。 草丈は1mを越え、アブラナ属ということで花の様子もいわゆる「菜の花」です。 葉が多くたくさん枝が出るので、1株で花数(花序数)がかなり多い印象。 花弁は4枚で、雄しべは6本で内2本が短い。 花の大きさは長い辺を…
食用として栽培される大根の花。 野生化しているものも時にあるようですが、写真のものは畑回りに種子が飛んで育ったもの。 実際に測っていませんが、草丈としては1m以上はあると思います。 同じ株内でも花弁の縁が紅紫色のものと白色のものが見られました…
芝生に生えていたアブラナ科のとても小さな花。 遠目になんとなく見ただけでは花が咲いているのかどうかもわかりづらいです。 萼片4枚が花弁より目立ちます。花弁は萼片の合間に見える先が尖った細いもの。 雄しべは2本あり、中央に柱頭がみえますが大きな…
河口の砂地に見かけるアブラナ科の花。 葉には艶があり多肉質。 花は1枚目の写真では花弁がなんとか2,3枚見えますが、0枚のものもあります。 こちらは1枚しかない。 一応アブラナ科らしい4弁花なのだろうと思いますが、これまで4弁揃った花をみたこ…
道端に見かけるアブラナ科の花。 一か月ほど前に果実が2cm以上のナガミノイヌガラシ(f. longicarpa)をあげていますが、その後もどこで見かけてもまだ緑色の若い果実状態で2cm以上あるものばかりで、やっと2cmに満たないものに出会いました。 なの…
林の縁に見かけるアブラナ科の花。草丈は今回見たもので30~40cm。 花弁4枚、雄しべ6本(短いもの2) 萼片も4枚。 花の大きさは長い辺の方で5~6mmくらいでした。 萼を入れた花の長さも6mmくらい。 上部の葉。 中間の葉。 ロゼット状に広が…
道端によく見かけるアブラナ科の花。 花径は定規を当てた写真ではないですが、測って2mm程度でした。 花弁4、雄しべは2本で、果実と同じ扁平な形の子房を持つ雌しべがあります。 葉は互生し、縁に鋸歯がある。 葉の表には疎らに毛が見えます。 葉裏の方…
池や水路など水深の浅い水辺などに咲くアブラナ科の花。クレソンとも呼ばれます。 花は長い方で測って約6mm。 やや上部の葉。 中間くらいの葉。 奇数羽状複葉で、頂小葉が側小葉より少々大きいか同じくらい。 葉柄の基部が少々茎を抱く感じ。 (2016…
道端に見かけるアブラナ科の花。イヌガラシの果実(長角果)が長い品種。 花は見かけるようになっていたので、けっこう前からイヌガラシを撮ってアップしようと思っていたものの、どこで見かけるものもまだ果実が短くて長さ的に成熟しきってないものばかりで…
歩道の縁で見かけたアブラナ科の花。草丈は40cm程度でしたが、花付きが良くちょっとした小さな菜の花といった感があります。 黄色の4弁花。雄しべは6本で雌しべが1つ。 この写真の様子ではあまり差がないですが、雄しべのうち2本は短い。 萼片は開か…
道端に見かけるアブラナ科の花。 カキネガラシは、果実に毛が生えるケカキネガラシ(この記事のもの)と、果実に毛がないハマカキネガラシ(S. o. var. leiocarpum)に分けられるようです。 似た花には、まだ見かけたことはありませんがイヌカキネガラシ(S.…
この季節、目を引く紫色のアブラナ科の花。別名のオオアラセイトウやムラサキハナナという方がよく耳にするように思います。 4弁花でこの写真では細い雄しべの葯が5つしか見えてない気がしますが、6つです。中心に雌しべの柱頭がちょっと見えてます。 萼…
林縁の溝がある場所で見かけたタネツケバナの仲間。 オオバタネツケバナ(Cardamine regeliana)かなと思うのですが、茎の下部の方ではそれなりに毛があるのが気になり、(?)をつけてます。 どうにもこうにも光が足らず、フラッシュ使えば白い花なので光っ…
湿地に育つアブラナ科タネツケバナ属の花。ちゃんと咲いてない状態でしたが、今回はじめて気づいた花。草丈はたしか30cm程度だったかと。 (開いている様子の追加画像。この写真は後日追加した別の場所での花。後半にその時の他の画像も載せました。) …
畦などで見かけるアブラナ科の花。 小さな花は黄色の4弁花。確認するのにいい写真じゃないですが雄しべは6。 似た花イヌガラシと比べると蕾の状態がまるっこいです。 再び、スカシタゴボウ。 果実は短角果。イヌガラシは先ほどの写真でも写っていますが、…
道端で見られるアブラナ科の花。けっこう草丈は大きくなるようですが写真のものは十センチ程度。 果実は楕円形をしています。 茎に付く葉。だいぶ寒そうで紅葉しています。葉の縁に目立つ鋸歯があり、葉柄がない。 根生葉の様子。 2016年3月下旬の写真…
街中の植栽の陰などで見られるアブラナ科の花。 アブラナ科らしい白い十字の花で雄しべの数は前後するのかわかりませんが、写真の花では5つ。 花だけ見てると果実(長角果)といいタネツケバナの仲間に似ていますが、タネツケバナの仲間は奇数羽状複葉で、…
菜の花というのはアブラナ科の花の総称で以前アップしたカラシナなどいろいろありますが、一番にイメージするのはこの花かと思います。 花は縦長(横長)ですが、写真のものは長い方で2cm程度。 萼片が開花時に斜上~直立傾向にあるのが特徴で、それに対…
川沿いの土手などで見かけるアブラナ科の花。いわゆる菜の花と呼ばれるものの一つ。 まだ咲き始めというのもありますが、菜の花の中でもセイヨウアブラナなどはかなり華やかですが、カラシナは花数もやや少なく少し質素な印象があります。 ただ、今時期の風…
畦道から舗装された道端や乾いた土地、公園の芝生まで幅広い範囲で見られます。 いいアップの写真が撮れてなかったので昨年の写真。 白い小さな花は、花弁は4雄しべが6。 果実は三角状で、先が窪みハート型のような形をしています。 基変種のホソミナズナ…
道端などで普通に見られるタネツケバナ属の花。似た花で湿り気を好むタネツケバナと違い、乾燥気味の場所でも強く、そんなことから「ミチ」と付いたのだろうと思います。 一般的に雄しべはタネツケバナ6に対してミチタネツケバナでは4つ。 花も全体像もタ…
主に、畦など湿り気が保たれる場所で見られるアブラナ科の花。 一般的に雄しべは6で、似た花のミチタネツケバナは通常4つ。 茎には毛が生えています。これもミチタネツケバナとの違い(葉柄の基部付近にだけ毛がある) 萼片は4で無毛が多いのかもしれませ…
海岸~河口付近に見かけたアブラナ科の花。いわゆる野菜のダイコンの原種とも言われていたり、古くに栽培されていたダイコンが野生化したものとも言われたり、そうではなくもともと野生のものだったとも言われていて、実際のところはどうなのかはわかりませ…