Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

アオイ科

オクラ Abelmoschus esculentus

野菜として栽培されるオクラの花。 オクラという名前は英名( okra ) からきているそうです。 葉腋に花を単生します。一日花(午前中)。 花弁は淡い黄色で5枚あり、基部寄りで暗紫色。 花径は6~7cmほど。平開はしない。 アオイ科によく見られるよう…

フヨウ Hibiscus mutabilis

花木として栽培されるアオイ科落葉(半常緑)低木。 (2017年8月中旬) 種子で簡単に育つのでけっこう道端などでもこうして生えているものも見かけます。 花弁は5枚で、花色は他に白色などもよく見かけます。 雄しべの花糸が筒状になり、雌しべの花柱…

ムクゲ Hibiscus syriacus

公園や庭などに植えられるアオイ科の落葉低木。 花の咲き方には八重咲きもあり、花色は白色~赤色系、或いは青味が強いものなどもあります。 (2017年8月中旬) 赤味が強い一重の花。 (2016年8月上旬) 一重の白色。 この花は少しだけ雄しべが花…

シナノキ Tilia japonica

公園で見かけたアオイ科落葉高木の花。 手の届く位置では花があまりありませんでしたが、けっこう高い位置ではたくさん咲いていました。 花は真っ白でなく乳白色でやや黄色味があります。 多数の長い雄しべが目立ち、ちょっとボタンヅルのような雰囲気。 花…

タチアオイ Alcea rosea

よく庭などで栽培されているアオイ科の花。 草丈は2mくらいにまで育ちます。 花色や八重など咲き方は様々な園芸品種があります。 花径は10cmくらい。 雄性期の雄しべ。 雄性先熟で、雌しべの柱頭が出てきたもの。 多数の雄しべの花糸が筒状に合わさっ…

ウスベニアオイ Malva sylvestris

道端で見かけたアオイ科の花。 ゼニアオイ(M. mauritiana)の記事でも書きましたように、以前、ゼニアオイをウスベニアオイのシノニムという見解に基づき、ゼニアオイの記事の花をウスベニアオイのタイトルでアップしていましたが、こちらのウスベニアオイ…

ゼニアオイ Malva mauritiana

園芸栽培されるほか道端などで見かけるアオイ科の花。 (画像の花は、ゼニアオイはウスベニアオイ(M. sylvestris)のシノニムという見解に基づき一度載せたものですが、ウスベニアオイと思われる花に出会ったことで、考えを改めまして、ウスベニアオイの記…

アメリカキンゴジカ Sida spinosa

畦道で見かけたアオイ科の植物。 草丈は写真のもので40~50cmくらい。 花は黄色の5弁花で多数の雄しべに混じって5つに分かれた雌しべが見えます。 花径は1cmちょっとといったところ。 横からの花の長さは萼まで入れて8mmくらい。 花柄は2、3…

イチビ Abutilon theophrasti

畦道でみかけたアオイ科の植物。 写真のものは草丈6,70cm程度でしたが、すでに枯れていたものなどには1m以上のものもありました。 花は黄色でいかにもアオイ科らしい花形。 多数の雄しべが集まっていますが、雌しべの様子がいまいち掴めませんでした…

モミジアオイ Hibiscus coccineus

川岸に咲いているのを見かけたアオイ科の植物。 一般的には園芸植物でよく民家の庭などで栽培されているものを見かけます。 花径は写真のもので15cmほど。 場所的には周辺に民家もなく、植えられている場所も見当たらないのですが、花後に果実をつけたま…

アメリカフヨウ Hibiscus moscheutos

道端の草地で見かけたアオイ科の植物。 仲間のフヨウは木本ですが、こちらは草本で別名ではクサフヨウとも呼ばれるようです。草丈は写真のもので1mあるかないかといったところ。 基本的には園芸植物で、あまり野生化している様子もあまり見かけない花です…

ゼニバアオイ Malva neglecta

道端の草地にみかけたアオイ科の花。 這うように横に広がる傾向がありますが、ここは壁になる部分があるので立っていました。また、雨なので花は咲いていないようでした。 なのですが、以下の昨年の画像でとりあえずあげることにします。 可愛らしい花ですが…