Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

2016-07-22から1日間の記事一覧

ミズアオイ Monochoria korsakowii

用水路に見かけた花。 雄しべは6つですが、短めの黄色の葯が5つと長めで青色をした葯が1つという変わった構造で、花の左寄りに付くものと、右寄りに付くものとがあるようです。 なので例えば、左側にその雄しべがある場合、昆虫の左側に花粉がつき、次に…

コケオトギリ Hypericum laxa

名前につく「コケ」は小さいという意味のようですが、育つ場所も苔が生しているような湿り気のある場所。 草丈は10cm程度で花も小さく5,6mm、さらに黄色という色は意外と周辺の緑に紛れてしまうために気を付けて見ないと見落としてしまう花です。 …

ヤブラン Liriope muscari

林の縁などに見かける花ですが、斑入り品種などは庭などでもよく植えられています。 葉の状態だけだと林の縁の草地などでは目立ちませんが、夏に伸びる紫色の総状花序はよく目立ちます。 特に太いものを計って、葉幅1.1mmほどでした。 花序には小苞があ…

スズメウリ Zehneria japonica

道端の草地、林の縁などに見かけるつる植物の花。名前からはよく比較されるカラスウリと違って日中、花が咲いています。雌雄同株と雌雄異株の両方あるようです。 一枚目の写真では花冠が4裂でしたがこちらは5裂。5裂が一般的ですが稀に多かったり少なかっ…

ウリカワ Sagittaria pygmaea

水田などにオモダカとともに見られ、同じような白い3弁の花を咲かせます。花は似ていますが、葉がまったく違い長さ15cm程度で線形をしています。 雌雄同株で写真は雌花。 こちらは雄花。花序の上の方に咲きます。 雄花と雌花が同時に上下に咲くのでなく…