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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

オオマツバウンラン Nuttallanthus texanus

河川沿いの土手で見かけるオオバコ科の花。 先にあげたマツバウンランとは花の色といいますか、模様が違います。 オオマツバウンランは写真のように、血管のような紫色の筋がよく目立って見えますが、マツバウンランの花は下唇中央の盛り上がった部分が白い…

ネバリノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia var. viscida

ネバリノミノツヅリとしていますが、腺毛が萼片と花柄のみで葉や茎には見られないものです。 この間ノミノツヅリを撮った場所とはまた別の場所で見かけたものが、なんとなく印象が違う気がしたのでチェックしてみたところ、 萼片や花柄に腺毛がありました。 …

ミドリハコベ Stellaria neglecta

林の縁で見かけるナデシコ科の花。よく見かけるコハコベより一般的には草姿が大きい傾向があると思います。 また、一般的にコハコベより雄しべの数が多い傾向があって、この写真の花では8本。 ただし、少ないものもあるので雄しべの数だけでは判断できない…

シロバナタンポポ Taraxacum albidum

道端で見かけるたんぽぽの一つで、中心あたりの舌状花は黄色を淡く帯びてますが、全体に白っぽい花(頭花)をしています。 総苞内片、外片には目立つ角状突起があります。 花後の様子。総苞外片と内片の長さのバランスが花が咲いているときとはちょっと違う…

ハナイバナ Bothriospermum zeylanicum

道端に普通に見られ、キュウリグサに似た雰囲気がある花。花色は白色~淡い青色で、今回撮ったこの花は、少々色がついてるようにも見えますが、かなり白花っぽい花。 一応、昨年撮った写真ですが淡い青色をした花は下の方に載せました。 花はキュウリグサの…

イヌコモチナデシコ Petrorhagia dubia

昨年分の投稿でイヌコモチナデシコとミチバタナデシコ(P. nanteulii)の比較を投稿してますが、種子の様子の確認はできたものの、葉鞘の比についてよくわからなかったので、再確認も兼ねてイヌコモチナデシコ単独の記事です。 どうも葉鞘がどこからどこを指…

ヘラオオバコ Plantago lanceolata

道端などでよく見かけるオオバコ科の花。遠目には、長く飛び出た雄しべが特徴的。 花が咲き出す前の、この真っ黒な色をした穂の様子もインパクトあります。 花穂に咲く小さな花。 花冠は4裂していて白っぽい感じに茶色系が入り、なかなか渋くていい感じ。 …

ノハラムラサキ Myosotis arvensis

道端などにたまに見られる花でワスレナグサ属の花。属は違いますがキュウリグサに似た感じの花です。 たまたま花序の一部だけに光が当たっていたので、かっこよく撮れました(笑) 花径は3mm強といったところ。キュウリグサも大きめの花は3mmくらいあ…

ヒメフウロ Geranium robertianum

ブロック塀と道路の境目などに見かけるフウロソウ科の花。 花径は写真のもので1.5cm程度。 花は開花直後から雄しべ10本は立ち上がりはじめ、この写真のように集まり花粉を出すようです。 その後、花粉を出して雄しべが役目を終えると、今度はこちらの…

ジロボウエンゴサク Corydalis decumbens

林の縁に見かけるケシ科の花。今回見たものはだいたい草丈10cm程度でした。 よく見かけるムラサキケマンと花の作りは同じかと思いますが、花数が疎らです。 花の長さは、大きめの花を計って2cmちょっとでした。 似た仲間のヤマエンゴサクとの見分けポ…

オオバタネツケバナ Cardamine regeliana っぽいもの。

林縁の溝がある場所で見かけたタネツケバナの仲間。 オオバタネツケバナ(Cardamine regeliana)っぽいと思うのですが、最後の方で書いていますが、よくわかりません。 どうにもこうにも光が足らず、フラッシュ使えば白い花なので光ってしまうしで綺麗に撮れ…

オニグルミ Juglans mandshurica var. sachalinensis

河口付近の川沿いでよくみられる落葉高木。ちょっと前まで白っぽく見える枝だけで寒々しい感じだったのに、いつの間にか葉が展開しはじめてるな~と。よく見てみると雄花花序もぶら下がり出してました。 花序の長さは写真のもので17cmくらい。風媒花。 …

コメツブツメクサ Trifolium dubium

道端や公園などの芝生などでよく見られる小さなマメ科の黄色の花。 この時期になると、こうしてマット状に広がった姿をよく見かけます。 一つの花に見えますが、小さな花の集まり。 写真のもので、花の集まりは5mm程度。 葉は3出複葉で、小葉の縁には毛…

タチタネツケバナ Cardamine fallax

湿地に育つアブラナ科タネツケバナ属の花。ちゃんと咲いてない状態でしたが、今回はじめて気づいた花。草丈はたしか30cm程度だったかと。 よく枝分かれして直立しています。 名前に「タチ」とつくのは、別にタネツケバナが寝ているわけでもないのに変な…

アツミゲシ Papaver somniferum ssp. setigerum

道端にたまに見かけるケシ科の花。よく見かけるナガミヒナゲシよりはちょっと大きめの花。 花弁の内側の暗紫色の大きな斑紋はインパクトが強い。 蕾の様子。花茎や蕾などに疎らに毛があります。 茎は無毛のようで、白っぽい淡い緑色。 葉の基部は茎をだいて…

ヤエムグラ Galium spurium var. echinospermon

道端でよく見かけるアカネ科の花。葎(むぐら)というのは藪状に生い茂るつる性の植物を意味するそうです。 花は非常に小さいので焦点を合わすのが大変です。雄しべ4つと雌しべの花柱2つが4裂した淡い緑色をした花冠から出ています。 花径は2mmあるか…

ツボスミレ(ニョイスミレ) Viola verecunda

畦や湿った林の縁などに咲くスミレ科の花。ニョイスミレが標準和名と思ってそう呼んでましたが、Ylistで検索したらツボスミレの別名がニョイスミレになっていたので(ニョイスミレ)にしました。 花は小輪で白色、下弁と側弁の一部にある紫条が目立ちます。 …

タブノキ Machilus thunbergii

よく見かける常緑高木の一つですが、海が近いところで多く見られるようです。 花序が出始めた様子ですが、けっこうダイナミック。 高すぎるものは花が見えないというか撮れませんが、手ごろな高さのがあってよかったです。 大きな木のわりに小さい花で地味な…

ミヤコグサ Lotus corniculatus var. japonicus

海岸方面の草地などにみられるマメ科の花。 昨年の記事として似た花のセイヨウミヤコグサと比較しながらすでに載せたことがある花です。 花は1~3個ずつ付き、萼歯が長くて先がクロスするくらいくっついています。 葉は3出複葉とも5小葉ともされる葉。 …

アライトツメクサ Sagina procumbens

湿り気のある場所に育つ花のようですが、写真はうちの藤の鉢に生えているものです。 水をよく遣るので環境が合うのだろうと思います。 花弁はとても小さく申し訳程度しかなく、それが逆に可愛らしいかも(笑) 萼片、雄しべ、柱頭とも4つの4数性で、写真の…

カワヂシャ Veronica undulata

川岸で見かけるオオバコ科の花。 毎年ここの辺りに見かけますが、コンクリなどで護岸されている場所で、浸水時などに運ばれてきて堆積した泥などに生えているのか、もともとそこに存在していたものがコンクリの隙間から出てきているのかはわかりません。 花…

アメリカフウロ Geranium carolinianum

道端で普通に見かけるフウロソウ科の花。 フウロソウ科の花は可愛らしい形をしているのが多いですが、この花も小さくてもいい感じ。 花径は1cm程度。 柱頭が5つが見えます。一方、この写真ではよく見えてないですが5数性で雄しべは10。 萼片や花柄に…

マツバウンラン Nuttallanthus canadensis

川沿いの土手なんかでよく見かけるオオバコ科の花。 草丈は10~20cm程度を多く見かけますが、もう少し高くもなります。 穂先に咲く小さな紫の花が、風に揺れる姿は可愛らしいですが、写真に撮るには無風じゃないと困る花です(笑) この日は風が強かっ…

スイバ Rumex acetosa

土手の草地など道端に普通にみられるタデ科の花。 写真時はまだ寂しい感じですが、真っ赤な穂はけっこう目を引く存在です。 雌雄異株で、雌株の雌花は雌しべがもしゃもしゃしています。 一つの花には柱頭が3つで、その先端が糸状に「米」←こんな感じの何倍…

ヤハズエンドウの不完全な白花

ヤハズエンドウの記事で触れた、不完全な白花タイプの花です。けっこういくつも咲いてますが、今年もいつもと同じところで咲き始めてました。 この写真のように、正面からみると真っ白な花をしてますが、 後ろからみると旗弁の筒状部(爪部)には紅紫色が滲…

ノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia

その辺の草地からアスファルト縁などまで、色々なところで見かけるナデシコ科の花です。 花弁は白色で5枚、ピンク色をした約が可愛らしい。 萼片の方が花弁より少し長いです。また、全体に短毛が密生しています。 似た花に全体に腺毛があるネバリノミノツヅ…

アカネスミレ Viola phalacrocarpa

昨日のヒゲケマルバスミレと同じように公園の片隅に咲いていたスミレ科の花。 このアカネスミレは昨年はじめて咲いてることに気づいたのですが、その場所では1株だけポツンとあっただけだったので、今回はその時と別の場所で見つけられ、そこでは複数開花し…

ハハコグサ Pseudognaphalium affine

道端の草地など普通にみられる花で春の七草の一つ、御形(おぎょう)。 花の黄色と茎葉の緑はともに淡く優しい色合い。 まだ花はなく、こんな状態のものもけっこうあります。 黄色い花の部分は頭花が集まりで、その頭花は中心の両性花と周囲の小さい(細い)…

ヒゲケマルバスミレ Viola keiskei f. barbata

公園の片隅で見かけるスミレ類の一つです。 2週間前の状況になりますが、まだほとんど咲いてなくてこの株だけが小さく咲いていました。 よく撮れてないですが側弁に少し毛が見えます。花柱はカマキリ型(逆三角形状)。 マルバスミレの葉などに毛が多いもの…

オニタビラコ Youngia japonica

道端などでよく見かけるキク科オニタビラコ属の花。畦道やその辺の草地、舗装された道路沿いや民家周辺など特に場所を選ばず普通に見られます。 草姿は直立しています。この写真のものは草丈20cmくらい。 こちらは40cmくらいだったかと思います。 1…

トキワハゼ Mazus pumilus

見た目は昨日あげたサギゴケ(ムラサキサギゴケ)とは同属で、よく似ている花です。 草丈が低いので、あまり丈のある草が茂るような場所では無理かなと思いますが、それ以外なら湿った所から乾き気味の所までけっこういろんな場所で見かけます。 サギゴケ(…

ヤブニンジン Osmorhiza aristata

林の中などで見られるセリ科の花。 名前の由来は、葉がニンジンに似ていることから。 花には花柱2と雄しべ5を持つ両性花と、花柱が退化した雄花があり、外側に咲く子房を持つものが両性花。 雄花は中心に咲きますが、この写真でみると雄花は遅れて咲くのか…

ハルジオン Erigeron philadelphicus

道端で普通に見かける花ですが、今年は寒さが長引いていたせいなのかよくわかりませんが、あまり見かけてません。 とても細くて繊細な感じの舌状花をしています。 蕾が垂れた様子は、草姿全体で見たときハルジオンらしい特徴的なシルエットになると思います…

ニオイタチツボスミレ Viola obtusa

明るい林のような場所で見かけるスミレ類のひとつ。 同じようなところで見かけるタチツボスミレと比べて花色が濃く鮮やかな紫をしていて、その分、中心の白い部分がくっきり目立ちます。 花弁の様子もそれぞれが重なり合い、全体に花に丸みを感じます。 距は…

サギゴケ(ムラサキサギゴケ) Mazus miquelii

湿り気がある場所で咲くサギゴケ科の花。花期は4~6月くらい。 似た花にはトキワハゼがありますが、トキワハゼはあまり湿り気に関係なく畦からアスファルトの隙間までどこでも見かけ、花期も長く冬場を除いてどこかしらでは見つけられたりします。 Ylistに…

ヤブタビラコ Lapsanastrum humile

以前あげた春の七草のひとつコオニタビラコと仲間で、ある程度湿り気が保たれるなら、日陰でも日当たりのいいところでも見かけます。 葉はロゼット状に広がり、花を咲かせる茎もこうして放射状に出て寝そべっています。(環境によっては斜上もします。) (…

ネコノメソウ Chrysosplenium grayanum

林内や林の縁などの少々水に浸るような湿地で見かけるユキノシタ科の花。 萼の裂片は少し黄色を帯び平開せずに立っていて、写真がよくないのですが雄しべは4つ。 葉は対生し、無毛です。似た花のヤマネコノメソウは葉は互生につき、茎などに軟毛が疎らに生…

ノジスミレ Viola yedoensis

公園の草地で見かけるスミレの仲間ですが、ここ以外では見かけたことが今のところがありません。ここのものはすぐ傍に植栽のアジサイがあり、その周辺でのみ咲いてるのでアジサイとともに運ばれてきたのかなという気がします。 花弁が波打つものがけっこうあ…

スカシタゴボウ Rorippa palustris

畦などで見かけるアブラナ科の花。 小さな花は黄色の4弁花。確認するのにいい写真じゃないですが雄しべは6。 似た花イヌガラシと比べると蕾の状態がまるっこいと思います。 参考に昨年の写真で、イヌガラシ。蕾の形が縦長で先が尖るような感じがあります。…

オオジシバリ Ixeris japonica

道端や畦道など日当たりのいい草地で見かけるキク科の花。春がシーズンですが、秋にも咲いていることがよくあります。 筒状花はなく舌状花のみの花で、どことなくスッキリした印象の花をしています。 総苞外片は小さく、見た感じでは内片の三分の一くらい?…

ノミノフスマ Stellaria uliginosa var. undulata

畦など湿り気のある場所に育つナデシコ科ハコベ属の花。 真っ白な花弁は深く切れ込んでいるので10枚に見えますが、5枚の花弁。 花径は7,8mmくらい。環境によってはもう少し小さいかも 萼片は5枚で花弁より少し短い。花柄や萼片など無毛です。 葉柄…

タガラシ Ranunculus sceleratus

耕される前の水田内や畦などで咲くキンポウゲ科の花。かなり水が好きそうというか強そうで、水田内だけでなく用水路内など浸水するような場所でよく見かけます。 花床が横から見ると楕円形になるのが特徴の一つ。この粒々一つ一つが果実(痩果)になる。 葉…

ウシオツメクサか、ウシオハナツメクサか。

昨年はじめて咲いていることに気づいた可愛らしい花。 一般に海や河口付近で見られるようですが、場所は河口からはちょっと離れた川岸です。ただ汽水域なので海が満潮で川が逆流したときに流されてきたのかなと思います。 護岸はしてあるけど低いので、増水…

アリアケスミレ Viola betonicifolia var. albescens

湿った場所を好むようなんですが、草地から道路の縁石沿いまでけっこう場所を選ばず見かけるスミレの仲間。 距は短いのが特徴のひとつ。 葉は淡い緑色でへら状、基部は心形が多いようでした。 側弁は有毛。花柱はカマキリ型(逆三角形)のようですがよく撮れ…

ノウルシ Euphorbia adenochlora

湿地に育つトウダイグサ科の花。 葦など茂るその縁に群生しています。まだ咲き始め。 トウダイグサ属なので杯状の総苞に1つの雄しべだけの雄花が複数と、1つの雌しべだけの雌花が一つある杯状花序です。 周辺の苞葉より濃い黄色をした腺体5つに囲まれて複…

カスマグサ Vicia tetrasperma

道端の草地で見られる小さなマメ科の花。この写真は蕾の状態。 (2016年4月上旬) まだ今年は咲いているものがなかったので、昨年の写真。 葉腋から長い花柄をもたげるようにして、だいたい2つずつ花をつけているのをよく見かけます。 蕾ですが、花の…

スズメノエンドウ Vicia hirsuta

道端の草地に咲くマメ科のごく小さな花。少々青みがかって感じる白っぽい花で花柄の先には複数の花をつけてます。 (2016年4月上旬) 十円玉と比較するとこんなに小さい。 正面からで3mm程度でした。 長さは萼筒いれて4mmくらい。 偶数羽状複葉で…

日本タンポポ

日本タンポポと呼ばれるものには、エゾタンポポ、カントウタンポポ、トウカイタンポポ、カンサイタポポなどたくさんあり、セイヨウタンポポやアカミタンポポとの区別は総苞外片が反り返ってないものが日本タンポポなので分かりやすいですが、日本タンポポ同…

ツルカノコソウ Valeriana flaccidissima

林の縁で見かけるスイカズラ科の花で、散房花序に小さな花を多数咲かせています。 花は白色にほんのり紅色が混じったり、蕾の色などもあって可愛らしい感じ。 名前のカノコはその様子を鹿の子絞りに見立てたことからのようです。 (2016年4月) 咲き始…

ウラシマソウ Arisaema thunbergii ssp. urashima

林縁などで見かけるサトイモ科の植物。まだ仏炎苞は開いてませんでしたが、名前の由来につながる、内部の付属体から伸びた特徴的なひも状のものは出ていました。 これを浦島太郎の釣り糸に喩えてウラシマソウと名付けられています。分かりやすくてとてもうま…