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Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

テイカカズラ Trachelospermum asiaticum

林の縁などで見かけるつる性の常緑低木でキョウチクトウ科の花。 名前の由来は、金春禅竹の謡曲「定家」などにある「藤原定家が死後に、(思いを寄せていた)式子内親王の墓に葛となって絡みついた」という伝説からだそうです。 おどろおどろしい感じもあり…

ナワシロイチゴ Rubus parvifolius

道端の草地に見かけるバラ科キイチゴ属の花。草地や土手に這うようにしていますが、落葉小低木。 咲き始め、花弁が直立したままで上部の隙間から雌しべの柱頭だけが見えています。 多数の雄しべの花糸が花弁の隙間から見えますが、葯は隠されています。 それ…

イタチハギ Amorpha fruticosa

道路や河川沿いの土手などで見かけるマメ科の落葉低木の花。 マメ科の花は蝶形花が多いですが、旗弁のみの変わった花をしていて、雄しべが突き出ています。 雌しべはどこだろう?と思って花序の上部の咲き始めの花を見ると、雌しべは雄しべより先に出ていま…

キキョウソウ Triodanis perfoliata

道端の草地や縁石沿いなどで見かけるキキョウ科の花。 花は雄性先熟。この写真では雄性期で雄しべが花粉を出し、雌しべは柱頭がまだ開いてません。 因みに、一枚目の写真の花は雌性期。雄しべはよれよれか落ちてしまっていて、雌しべの柱頭が開いています。 …

ヒナキキョウソウ Triodanis biflora

とある駐車場の縁でのみ見かけるキキョウ科の花。 似た花のキキョウソウ(T. perfoliata)と違い、茎の先端にだけ花が咲きます。 どうもこれまで花冠の裂片が一部くっついた感じの花だったり、なかなかいい感じに開いた花に出会えてません。今回の花は綺麗に…

センダン Melia azedarach var. subtripinnata

街路樹などで見かける落葉高木の花。 本来の分布は伊豆半島以西と暖かい地方らしいですが、けっこう種子が発芽しやすいのか、あちこちで若い苗木状態のものも見かけます。 5月後半あたりから、集散花序をだし多数の薄紫色の花を咲かせる。 (2016年5月…

ヒメジョオン Erigeron annuus

道端で見かけるキク科の花。 花色(舌状花)は白色でやや青紫色を帯びるものもあります。 蕾の様子。 頭花は筒状花が中心まで咲き進んでいるもので2.0~2.5の間といった感じ。 これまで気にしていませんでしたが、今回見た様子では舌状花がやや下に反…

ハマボッス Lysimachia mauritiana

海岸方面で見かけるサクラソウ科の花。 わずかな岩の隙間からでも生えています。ときに海岸近くのアスファルトの縁石沿いにも見られます。 茎上部の葉腋に花を付けます。花冠は5つに深裂。 たまに4裂もあるようです。 花冠は約1cm。もうちょっとよく開…

ヘラバヒメジョオン Erigeron strigosus

道端に見かけるキク科の花。ヒメジョオンに花(頭花)はそっくりです。 こちらはヒメジョオン。 花序の枝につく小葉がヒメジョオンの方が大きく、目立つようでした。 ヘラバヒメジョオンに戻ります。 筒状花が中心まで咲き進んできているもので、頭花の径は…

ノハカタカラクサ(トキワツユクサ) Tradescantia fluminensis

林内などで見かけるツユクサ科の花。あまり日の当たらない場所ですが、わずかながら時折さす木漏れ日を浴びて純白の花が綺麗です。 花は小さく、1cmほど。 萼片は3枚。花柄は紫色を帯びています。 (2016年6月上旬) 花後は葉に隠れるようにくるり…

マンテマ Silene gallica var. quinquevulnera

海岸方面の草地などで見かけるナデシコ科の花で、シロバナマンテマの変種にあたります。 花弁に濃い色の赤い斑があるのが特徴です。花弁自体もシロバナマンテマより幅があると思います。 花径は1cmくらい。 萼に生える長毛と腺毛。 腺毛は小花柄や小苞、…

ヤマハゼ Toxicodendron sylvestre

林の縁で見かけたウルシ科の落葉小高木。 花序には無数の小さな花が咲いています。 雌雄異株で写真は雄花。 花弁は黄緑色で反り返り、5本の雄しべが突き出ています。萼片は花弁よりやや緑色。 まだ花粉のある葯。 花序の軸や小花柄に毛が生えています。 葉…

ドクウツギ Coriaria japonica

海岸方面の日当たりのいい土手に見かけるドクウツギ科の落葉低木。 あからさまに「ドク」と付いていますが、ウツギに似て有毒ということから付いた名前のようです。 弓なりにしなった枝に花序を下げています。 雌雄同株で、時々雄花花序と混じるように雌花花…

オオキンケイギク Coreopsis lanceolata

道路の縁石沿いなどに見かけるキク科の花。特定外来生物だのいわれて検索してもそればかり出てきます。 外来種が生態系を壊す・・・と書かれていますが、ほんとうにそうでしょうか? この花が生えている場所もアスファルトですが、とうの昔に人間によって自…

クサノオウ Chelidonium majus ssp. asiaticum

道端の草地に見かけるケシ科の花。 黄色の花弁4枚。雄しべ多数で雌しべは1本。 花径は2cmほど。 萼片は2枚ですが、開花時には落ちてしまってます。 蕾についた長い毛の生えたものが萼片ですが、向かって右の蕾は黄色に色づいているようです。落ちてし…

コナスビ Lysimachia japonica f. subsessilis

道端の草地で見かけるサクラソウ科の花。 少々斜上する程度でほぼ這っていて草姿も小さいですが、花も小さく1cmあるかないかといった程度。黄色の花をしていますが、葉の色がやや明るめなのでさらに目立たないかも。 花冠は5裂し、雄しべも5本ですが基…

ノイバラ Rosa multiflora

日当たりのいい場所でよく見かけるバラ科の花で、円錐花序または散房花序に多数の花を咲かせます。今の季節、あたりによく香る花の一つです。 咲き始めの花では、葯がオレンジ色で可愛らしい。 萼裂片は強く反り返っています。 白色の蕾。 こちらはピンク色…

ミズキ Cornus controversa

この時期、遠目に白い花をたくさん咲かせているようすをあちこちでよく見かける樹木です。 コンデジではズームしてもよく撮れないので、なんとか近くで花を見てみたいな~と願っていたのですが、 花期のピークは過ぎてきているものの、倒れるように育ってい…

ツルマンネングサ Sedum sarmentosum

川岸などの護岸された場所や道路の縁石沿いなどで見かけるベンケイソウ科の花。 遠目には満開時、全体が黄色に染まって見えますが、似た花のメキシコマンネングサと比べると葉の色などが明るいせいか、一つ一つの花としてはコントラストがいまひとつ。 花序…

ハナウド Heracleum sphondylium var. nipponicum

河川の近い林の縁で見かけたセリ科の花。写真のものは草丈120cmくらいかなと思いますが、近づけないもっと奥の方には人の背丈ほどのものもありました。 セリ科らしい複散形花序。花序全体で見た直径は16cmくらいかもう少しありました。 一つの小花序…

メキシコマンネングサ Sedum mexicanum

道端に見かけるベンケイソウ科の花。 まだ咲き始めたばかりで、蕾がほとんど。 花径は1cm弱。似た花のツルマンネングサより少しだけ小さめ。 茎の先に水平に広がるような花序をつけます。 写真のものでは、花序ははじめ4分岐してさらにその先で2分岐し…

エゾノギシギシ Rumex obtusifolius

道端の草地に見かけるタデ科の植物でギシギシ属の仲間。 同じ株内に雌花と両性花があり、写真は雌花。両性花より一回り小さく、花柱が3つにわかれその先に細かく裂けた柱頭があります。 こちらが両性花。 なかなか葯が落ちずに全てついているものは見つけら…

ホソバノチチコグサモドキ(タチチチコグサ) Gamochaeta calvicep

道端に見かけるチチコグサと付く植物の一つ。 この記事を書くまで「タチチチコグサ」と覚えていましたが、Ylistではタチチチコグサは別名でホソバノチチコグサモドキとなっていたのでタイトルはそうしました。 チチコグサが立たないわけでもないのにタチチチ…

ムベ Stauntonia hexaphylla

道端で見かけるアケビ科のつる植物。 横から見るとタコウィンナーのような花だといつも思います(笑) 雌雄同株で、この花は雄花。中心に見えるのは合着した雄しべの葯。外花被片、内花被片ともに3枚ずつの計6枚。雄花の内花被片(細いもの)は外花被片よ…

ノミノツヅリ Arenaria serpyllifolia

道端に生えるナデシコ科の小さな花。 この記事は、これまでの「ノミノツヅリ」「ネバリノミノツヅリ」「ノミノツヅリに腺毛がはえてきた?」という3つの記事に載せていたものをすべてノミノツヅリとしたことで、新たな画像も加えて一つにまとめ直した記事と…

ムシトリナデシコ Silene armeria

道端に見られるナデシコ科の花。 花弁には鱗片が2つずつ付き、副花冠のようになっています。この仲間(Silene)の特徴のようです。 花径は1.5cm程度。 萼の長さも1.5cmくらい。 茎の上部の方には粘液を出す部分があり、べた付きます。 これがムシ…

ナガバギシギシ Rumex crispus

道端の草地に見かけるタデ科の植物。草丈は普通に1m超えるものが多いです。 同株内に雌花と両性花があり、この写真のものは雌花。 測ってはいないですが両性花より小さめで、内花被片は両性花のそれと比べるとほっそりしているようです。 3枚の内花被片の…

オニツルウメモドキ Celastrus orbiculatus var. strigillosus

道端で見かけるニシキギ科のつる植物の花でツルウメモドキの変種。 一般に雌雄異株で写真は雌株の雌花。 家の近所の水路沿いのフェンスに絡まっています。 雄花も探したのですが、雄花は見つけられませんでした。 柱頭は3裂が基本かと思いますが、少々変化…

シロバナマンテマ Silene gallica L. var. gallica

道端で咲くナデシコ科の花。海岸方面でよく見られます。 「シロバナ」とつく割りに花色はこのようなものも多く、ピンク~白色です。 (2016年5月下旬)白色の花のもの。 花径は写真のもので8mm程度。花期のピークが過ぎていくともっと小さいものも見…

マメグンバイナズナ Lepidium virginicum

道端によく見かけるアブラナ科の花。 花径は定規を当てた写真ではないですが、測って2mm程度でした。 花弁4、雄しべは2本で、果実と同じ扁平な形の子房を持つ雌しべがあります。 葉は互生し、縁に鋸歯がある。 葉の表には疎らに毛が見えます。 葉裏の方…

クスダマツメクサ Trifolium campestre

道端に咲くマメ科の花。ややこんもりとマット状になり、黄色の花をたくさんつけます。(写真はまだ咲き始めで花が少ないですが) 似た花のコメツブツメクサがややピークを過ぎ始めたころ、入れ替わるように花が目につくようになってきます。 小さな花の集ま…

オオシロツメクサ Trifolium repens f. giganteum

道端などで見かけるシロツメクサの品種で、全体的に大きいです。 球状になった花序の幅は3cmを超えるものが普通にあります。 上部が空いていて、小花柄などが見えているものが多いようでした。 おかげで見やすいですが、小花柄が通常のシロツメクサと比べ…

シロツメクサ Trifolium repens

道端などでごく普通に見かけるマメ科の花ですが、最近オオシロツメクサという品種があることに気づきましたが、そちらは別記事にして、ここでは通常のシロツメクサの方をあげています。(後半にモモイロシロツメクサも出てきますが) 球状になった花序の幅は…

オヤブジラミ Torilis scabra

林の縁や、草むらなどで見かけるセリ科の花。 (2016年5月中旬) これは昨年の写真ですが、花弁5枚でうっすら紅紫色を帯び、雄しべが5本あります。雌しべの柱頭ははっきり見えませんが2つあるようです。 花径は2~3mm程度。 花序は複散形花序。…

クマイチゴ Rubus crataegifolius

道端で見かけたバラ科キイチゴ属の花。 花は下向きに咲いています。花弁同士の間隔が広く、中心にある多数の雌しべを取り囲むように綺麗に並んだ雄しべが印象的。 仲間でもないし構造も違いますが、なんだかコヤブタバコを思い出しました(笑) 花径は2.5…

ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis

道端にときおり見かけるツユクサ科の花。 後半などにいろいろ書いてますが、典型的なものとはいえないかもしれません。 写真のものは萼片の先端から外れた部分にもわずかに毛がみえますが、ムラサキツユクサは無毛または先端に束になった毛があるとされてい…

ムラサキツメクサ Trifolium pratense

道端に普通に見られるマメ科の花。別名でアカツメクサとも呼ばれ、個人的にもそう呼んでいたのでムラサキツメクサという名前がなかなかしっくりきません。でも言われてみれば赤でなく紫なので、アカツメクサの方が変だったのかもしれませんが(笑) よく見ら…

カマツカ Pourthiaea villosa var. villosa

林縁などにみられるバラ科樹木の花。 花径は1cmちょっと。 花序は複散房花序。 萼や花序内の柄に白い軟毛があります。 この毛の量が多いものをワタゲカマツカ、中間的なものをケカマツカ、無毛なものをカマツカとわけることもあるようですが、ここでは分…

ゼニバアオイ Malva neglecta

道端の草地にみかけたアオイ科の花。 這うように横に広がる傾向がありますが、ここは壁になる部分があるので立っていました。また、雨なので花は咲いていないようでした。 なのですが、以下の昨年の画像でとりあえずあげることにします。 可愛らしい花ですが…

サワフタギ Symplocos sawafutagi

林内の湿り気のあるところで見かけたハイノキ科の花。 一昨年、コバルトブルーの綺麗な果実を見て以来、花も是非とも見てみたいと思っていたのですが、そこのものは伐採されてしまい、見れずにいました。 しかし、今回別の場所で見ることが出来ました。花も…

アキマルニワゼキショウ Sisyrinchium sp.

ニワゼキショウとオオニワゼキショウの交雑種と考えられている花ですが、学名は不詳。学名だけでなくアキマルニワゼキショウという名前も仮のものということらしいです。ところでアキマルってなんなんだろう。 花径を測り忘れましたが(下の方に追加済み)、…

オランダガラシ Nasturtium officinale

池や水路など水深の浅い水辺などに咲くアブラナ科の花。クレソンとも呼ばれます。 花は長い方で測って約6mm。 やや上部の葉。 中間くらいの葉。 奇数羽状複葉で、頂小葉が側小葉より少々大きいか同じくらい。 葉柄の基部が少々茎を抱く感じ。 (2016…

ナガミノイヌガラシ Rorippa indica f. longicarpa

道端に見かけるアブラナ科の花。イヌガラシの果実(長角果)が長い品種。 花は見かけるようになっていたので、けっこう前からイヌガラシを撮ってアップしようと思っていたものの、どこで見かけるものもまだ果実が短くて長さ的に成熟しきってないものばかりで…

ハルザキヤマガラシ Barbarea vulgaris

歩道の縁で見かけたアブラナ科の花。草丈は40cm程度でしたが、花付きが良くちょっとした小さな菜の花といった感があります。 黄色の4弁花。雄しべは6の雌しべが1。 萼片は開かず、花弁に寄り添っていてやや黄色を帯びています。 花は長い方で測って5…

オオニワゼキショウ Sisyrinchium sp.

通常のニワゼキショウと同じように芝生や道端の草地に見かけるアヤメ花の花。 オオニワゼキショウという名が普通に知られていますが、ニワゼキショウ属は分類がはっきり出来てないようで、Ylistにも出ておらず学名不詳のようですが、一応、Sisyrinchium irid…

ウスベニチチコグサ Gamochaeta purpurea

土手などの草地にみかけるチチコグサと付くものの一つ。 頭花が固まってつき、ひとつの頭花は多数の雌花とその中心の両性花で出来ています。 総苞片の先はかなり尖っています。総苞の色は紅色を帯びています。ただ、咲き進んでくるとそうでもなくなっている…

アイノゲシ Sonchus oleaceo-asper (?)

アイノゲシはノゲシとオニノゲシの交雑種ともいわれるものですが、その定義がノゲシとオニノゲシの中間的な姿ということで、それがひとつの型しかないならいいですが、タイプがいくつもあるのかもしれないし、中間的なものはすべてアイノゲシとするものなの…

オニノゲシ Sonchus asper

オニノゲシは、ケオニノゲシ(f. glandulosus)とケナシオニノゲシ(f. asper)に分けられるようなので、一応前半後半で分けて載せています。 まずはケオニノゲシの方です。 花柄や上部の茎に腺毛があるのがケオニノゲシだそうです。小花柄には腺毛はありま…

ノゲシ(ハルノノゲシ) Sonchus oleraceus

道端によく見かけるキク科の花。 草姿は下部の方で複数枝分かれし株立ち状に広がる姿をしている。 (この株にはキツネアザミが紛れています。) 花だけ咲いていて綿毛状態のものがなかったり、逆に綿毛状態のものばかりで咲いてる花がなかったりということが…

(不明の)小型のニワゼキショウ Sisyrinchium sp.

普通のニワゼキショウより花も草丈も小型のもの。名前は不明です。 はじめて気づいたのは3年前で毎年同じ場所で見かけます。 そばで咲いていた普通のニワゼキショウをちょっと引き寄せて並べて撮った写真。 だいぶ小型なのがわかります。 花径は大きいもの…