Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

オカヒジキ Salsola komarovii

海岸の砂浜などに育つヒユ科の植物。 点々と砂浜に生えています。 花は葉腋に付きますが、黄色の葯がちょっと目に付く程度で分かりづらい花です。 2枚の苞の間に咲いています。花被片は5枚だそうですが、やや白っぽい部分がそうなのかな~とは思うもののは…

ヒメヤブラン Liriope minor

林の中などで見られるキジカクシ科の植物。 花径は1cm程度。花被片は外花被片3内花被片3の計6枚。 上向きに沿った雌しべが1本あり、6本雄しべは下の方に纏まっていますが、一本だけ上の方にあるものもけっこうあったような。 短い小花柄があり、苞が…

ウツボグサ Prunella vulgaris ssp. asiatica

海岸方面の明るい林の中で見かけるシソ科の植物。 下唇は3裂し、中央の裂片の縁は細かく裂けています。 上唇はかぶと状で毛が生えている。 花の幅は下唇の幅で約9mm。 先日載せた白花のセイヨウウツボグサは5mm程度だったので、ウツボグサの方が見た…

スナビキソウ Heliotropium japonicum

海岸に咲くムラサキ科の花。 スナビキソウは昨年7月に一度記事にしていたので、そこに新たな写真を入れ替えたり追加しようと思ったのですが、ほぼ丸ごとになってしまったので記事ごとあげ直すことにしました。 名前の由来は砂浜に地下茎を伸ばし増えること…

ナミキソウ Scutellaria strigillosa

海岸などに咲くシソ科の花ですが、写真は庭のナミキソウ。 ずいぶん前によそから分けてもらったもので、今のところ身近な海岸などで自生するものを見かけたことはありませんが、どうも情報ではあるような感じなので見てみたいです。 花は2個ずつ(各葉腋に…

よくわからないミヤコグサ(or セイヨウミヤコグサ)

ミヤコグサなのかセイヨウミヤコグサなのかわからないもの。 記事には2か所(最近工事された土手と畦)で撮ったものを載せていますが、まずは最近工事された海岸付近の土手に生えていたものです。 花数的にはほぼ2個ずつ。少々3個のものもあった程度。 萼…

ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena

道端や芝生などによく見られるラン科の花。 まだ咲き始めたものがちらほら出てきたところです。 花は写真のもので横幅4mmでしたが、側萼片の開きが完全でない状態なのでもうちょっとあるかも。縦に測って5mmで、花の長さも5mmくらいでした。 唇弁の…

コヒルガオ Calystegia hederacea

道端に咲くヒルガオ科の花。 花色は白に近くてほんのりピンクといった感じ。 花の輪郭はヒルガオと比べると5角形のような感じがあり、花径は写真のもので3.5cmほど。だいたい3~4cmとされています。 あまり綺麗に撮れてませんが、雌しべの柱頭の様…

アイノコヒルガオ Calystegia hederacea x C. pubescens

ヒルガオとコヒルガオの交雑種とされ、中間的な特徴を持つとされます。 交雑種かどうか外見からの判断しか一般的な観察ではしようがないので、それと思われるものをあげています。 タイプはいろいろあると思われますが、記事前半は花の大きさがヒルガオ寄り…

ヤブニッケイ Cinnamomum yabunikkei

林の縁に見かけたクスノキ科の常緑高木。 当年枝の葉脈から散形花序をだします。 花被は6裂し平開せず丸っこい感じの花。 雄しべは12ということらしいですが、仮雄しべがいくつとか、腺体があるのかとかいろいろよくわかりません。 花を後ろから見た様子…

クリ Castanea crenata

林などに見かけるブナ科の落葉高木。 当年枝に花序を付けます。 雌雄同株で尾状花序に多数ついているのは雄花。 雄花の様子。萼は6裂だそうですが、そう見えなくもないといった程度の画像でもっとちゃんと撮れば良かったと思います。 雌花は花序の基部付近…

ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana

道端などに見かける大きな植物。 大きいものでは草丈が2mを超えるものも。 花序は総状花序。横に伸びたり垂れ気味だったり色々あります。 花被片5枚で整った花形をしているのでよく見ると可愛らしい花。 雄しべは10ですが、写真のものは11。雌しべの…

(?)ムツアカバナ Epilobium pyrricholophum var. curvatopilosum

道端で見かけたものではなく家の鉢植え。 10年くらい前になんの花か忘れましたが、園芸店で売られていた何かのポットに生えていたのが気になってお願いしてもらってきたもの。 その後は「野草なのでほっといても増えるだろう」と一旦露地植えにしておいた…

セイヨウウツボグサの白花 Prunella vulgaris ssp. vulgaris

林状の公園内で見かけたシソ科の花。 初めて見かけましたが、最近改修工事がなされた場所なので、土砂などと一緒に運ばれてきたのかと思います。 似た花に亜種にあたるウツボグサ(ssp. asiatica)があり白花品種もありますが、セイヨウウツボグサはウツボグ…

ミチヤナギ Polygonum aviculare ssp. aviculare

道端に見かけるタデ科の花。葉腋に小さな花を咲かせます。 花被は5裂しているのですが、たとえば1枚目の写真のように正面から見ると外側に3枚、内側に細めの2枚で外花被、内花被に分かれているように見えたりします。 でも、こちらの蕾の写真でみると縁…

アオツヅラフジ Cocculus trilobus

道端の草地などで見かけるつる性の植物(木本)の花。 今回撮ったものは道端でもない場所で、岩に這っていたもの。 (2016年6月下旬) 一応、こんな風につる植物っぽい姿も見かけます。 でもけっこう草地で他の植物の合間に見かけることも多いかも。 雌…

オニハマダイコン Cakile edentula

河口の砂地に見かけるアブラナ科の花。 葉には艶があり多肉質。 花は1枚目の写真では花弁がなんとか2,3枚見えますが、0枚のものもあります。 こちらは1枚しかない。 一応アブラナ科らしい4弁花なのだろうと思いますが、これまで4弁揃った花をみたこ…

クララ Sophora flavescens

道端の草地に見かけるマメ科の花。 クララという響きの可愛らしい名前ですが、由来は根をかじると苦くて頭がクラクラするからだそうです。 総状花序にたくさんの花をつけています。 花序の長さは写真のもので一番下の花から先端までで15cmくらいでした。…

ヤブジラミ Torilis japonica

道端の草地に見かけるセリ科の花。 似た花のオヤブジラミより一か月くらいあとに見かけるようになります。 草丈は一般的には7,80cmくらいまでとされていますが、ここのものは普通に100cm超えているものばかりで、150cmくらいのものもありま…

イヌガラシ Rorippa indica

道端に見かけるアブラナ科の花。 一か月ほど前に果実が2cm以上のナガミノイヌガラシ(f. longicarpa)をあげていますが、その後もどこで見かけてもまだ緑色の若い果実状態で2cm以上あるものばかりで、やっと2cmに満たないものに出会いました。 なの…

ビロードモウズイカ Verbascum thapsus

アスファルトの道路沿いなどで見かけるゴマノハグサ科の花。 花がしっかりと開いているのは朝だけのようで、昼すぎにはやや半開きのような感じになっています。(朝だけと書きましたが、夜のうちから咲いているかどうかは分かりません) 昼過ぎの花の様子。 …

ホタルブクロ Campanula punctata var. punctata

林の縁などで見かけるキキョウ科の花。 花冠は長さ5cmほど。花色は淡紅色~白色まであります。 花冠の先は5裂していて、直径は4cm弱。 萼裂片の間にある付属体が反り返ります。実物を見たことはありませんが、似た花のヤマホタルブクロはこの部分に膨…

ネズミモチ Ligustrum japonicum

駐車場の植栽のネズミモチ。「モチ」とつきますが、モチノキ科ではなくモクセイ科の常緑樹。 円錐花序に多数の白い花を咲かせています。香りはイボタノキなどと同じような感じ。 花冠は先が4裂し反り返っていて筒部は短い。 雄しべは花糸まで花冠から飛び出…

アレチギシギシ Rumex conglomeratus

道端に見かけるタデ科の花。 花は間隔を置いて段々に付き、かなり疎らに見えます。 同株内に両性花と雌性花があり、写真ではちょっと奥になっていますがクリーム色の葯が見えているものが両性花の雄しべ。 タイミングもあると思いますが、他の仲間と同じで葯…

ヒルガオ Calystegia pubescens f. major

道端に見かけるヒルガオ科の花。 今回撮ったものは白い筋があまり見えず、ちょっと花色が濃い目な印象でした。 (2015年6月中旬) こちらは白い筋がよく見えます。それはさておき、やっぱり写真は天気のいい日がいいなぁ。 花径は5~6cmあります。 …

セイヨウミヤコグサ Lotus corniculatus var. corniculatus

川沿いの土手に見かけるマメ科の花。 似た花のミヤコグサ(var. japonicus)より花数が多く1~7個ずつ付きます。 花数3のもの。 花数7のもの。 (2016年6月下旬) 花数1のもの。 萼には疎らに毛があります。 ミヤコグサと違い、上側の2つの萼裂片…

シロバナシナガワハギ Melilotus officinalis ssp. albus

河川沿いの土手で見かけるマメ科の花。 シナガワハギという黄色の花の亜種のようですが、これまでのところシナガワハギの方は身近で見かけたことはありません。 草丈は1m以上にもなりますが、白い花は爽やかな印象。 蝶形花を総状花序に多数咲かせます。 …

トゲナシテリハノイバラ Rosa luciae f. ohwii

テリハノイバラの茎のトゲを撮ろうとして今回たまたま気づいた花です。 トゲがないだけでなく花が明らかに一回り大きいようでした。 (追記: 花が特に大きくないものでもトゲなしのものがありました。) 写真中央を横切る古い茎(枝)、そこから出た新しい…

テリハノイバラ Rosa luciae

海岸や河口付近などで見かけるバラ科のつる性木本。 ノイバラの花期が過ぎたころ、入れ替わるように見かけるようになります。 砂地などを這うように枝が伸びます。 花径は小さめでも3cm程度あり、ノイバラ(2cm程度)より大きい。 大きめの花は4cm…

イチヤクソウ Pyrola japonica

林内で咲くツツジ科の花。常緑の葉を持ちますが、部分的菌従属栄養植物だそうです。 同じ場所で完全な菌従属栄養植物のギンリョウソウなども見られます。 (2016年6月中旬) 草丈は15~20cm程度。長く伸びた総状花序にやや黄色味がかった白い花を…

ギシギシ Rumex japonicus

道端の草地に見かけるタデ科の花。 大きな草姿で丈は1mほどにもなる。 同じ株内に両性花と雌性花があり、この写真は両性花。 あまり開いていない状態ですが、花被片は小さい外花被片が3つと大きい内花被片3つ。 淡い黄色の葯がぶら下がっているのが見え…

ヤマハタザオ Arabis hirsuta

林の縁に見かけるアブラナ科の花。草丈は今回見たもので30~40cm。 花弁4枚、雄しべ6本(短いもの2) 萼片も4枚。 花の大きさは長い辺の方で5~6mmくらいでした。 萼を入れた花の長さも6mmくらい。 上部の葉。 中間の葉。 ロゼット状に広が…

オオバイボタ Ligustrum ovalifolium

海岸方面や河口付近で見かけるモクセイ科樹木の花。 円錐花序に花を咲かせますが、まだほとんど咲き始めで蕾のものが多いです。 花は白色で、先は4裂。 横からみると、雄しべの葯はちょっと見える程度。 花は正面からで8mmくらい。裂片は3mmくらいで…

ツルマサキ Euonymus fortunei

林内で見かけたニシキギ科の常緑のつる性の植物。 他の樹木などに気根を出して這い上ります。 (2016年6月上旬) 今年は高い位置でばかり咲いていて綺麗に撮れなかったので、こちらはギリギリ手が届く位置で咲いていた昨年の写真です。 集散花序に淡い…

ノハラナデシコ Dianthus armeria

(2015年6月下旬) 道端に見かけるナデシコ科の花。 (2016年6月上旬) 花弁の先はいくつか浅い切れ込みがあり、白い斑点と並んだ紅紫色の斑点があるようです。 花弁上に毛が生えているのが見えます。 細い苞葉があり、目につきます。 (2016…

ノチドメ Hydrocotyle maritima

道端の芝のある場所に見かけたセリ科の小さな花。 花弁の縁が淡紅色をしていて、可愛らしいかも。 この花弁のある状態は雄性期のようです。 花弁が落ちた雌性期の花。花柱が2つが見えます。 草姿は地面を這うようにマット状に広がります。 葉の位置より下に…

ドクダミ Houttuynia cordata

道端で見かけるドクダミ科の花。全独特の匂いがありそちらに気が行きがちですが、花自体は綺麗な花だと思います。 日陰に咲く印象もありますが、日当たりのいいところでも湿り気がある程度ある場所ならよく育ちます。 真っ白な花弁状のものは総苞片。 基本的…

イモカタバミ Oxalis articulata

公園や土手の草地で見かけるカタバミ科の花。 ムラサキカタバミ(O. debilis ssp. corymbosa)と違い、花弁は紅紫色をしていて、花の中心は暗紫色をしています。葯は黄色いです。 写真を見ると花糸が有毛のようです。(花柱にもある模様) 種子は普通つくり…

ムラサキカタバミ Oxalis debilis ssp. corymbosa

公園の片隅などでみかけるカタバミ科の花。 (2016年6月中旬) よく増えるといいますが、身近ではあまり勢いのある株はみかけないようです。 (2016年7月上旬) 家のもあまり育ってくれません。原産地が南アメリカということで、うちのあたりは寒…

ノビル Allium macrostemon

(2015年6月上旬) 道端の草地などで見かけるヒガンバナ科ネギ属の花。 草丈は5,60cmといったところ。この時期あちこちでひょろひょろとした花茎をのばしている姿を目にします。鱗茎は食べることができ、食用にされたりします。 花序には花だけで…

コモチマンネングサ Sedum bulbiferum

道端などいろいろな場所でよく見かけるベンケイソウ科の花。 セダムの仲間はみな同じような花をしていますが、黄色の5弁花で雄しべは10個。 定規の当て方が適当ですが、花径は1cmあるかないか。 葉腋にむかごを付けるのが、名前の由来。果実は結実せず…

シャグマハギ Trifolium arvense

道路沿いの緑地帯で見かけたマメ科の花。 萼の裂片は長く紅色を帯びていて白い毛が目立ちます、全体的に見ると褪せた感じの紅色をして見えます。 その間に隠れるように小さな蝶形花が見えます。花後のものはやや薄紅色をしているようですが、開花しているも…

ハマボウフウ Oxalis debilis ssp. corymbosa

海岸の砂浜に咲くセリ科の花。白い花は遠くからでもよく目立ちます。 花弁が内側に巻いています。いや、巻いているというより蕾のときのままであまり開いてないということなのかも。 小花序の径は2cmほど。 全体の花序の径は12cmくらいでした。 複散…

ヤマボウシ Cornus kousa ssp. kousa

林などに見かけるミズキ科の落葉高木。公園樹や庭木としても植えられています。 もっとびっしりと花をつけたものも見られますが、写真のものは花数が少々寂しい感じ。 一つ前で「花」と書きましたが、同属のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)と同じように白…

ギンリョウソウ(ユウレイタケ) Monotropastrum humile

林内に見かけたツツジ科の植物。 葉緑素を持たず真っ白で怪しげな風貌からキノコではありませんが、別名ユウレイタケ(幽霊茸)とも呼ばれます。 花冠は5裂(3~5裂)していて、内側と縁に毛があるようです。 中央に見えるやや青味を帯びた大きな目玉のよ…

オオチドメ Hydrocotyle ramiflora

道端などで見かけるウコギ科の植物の小さな花。 小さな植物ですが、よく見ると艶々した葉で形も良く可愛らしい。 主に湿った場所でよく目にしますが、写真のような場所から芝生などでも見かけることがあります。 (2016年5月末) 雄性期の花。花茎を葉…

サワオグルマ Tephroseris pierotii

湿地に咲くキク科の花。 花期がそろそろ終わりで、近寄れない遠くの方でしか咲いてる花がありませんでした。 すぐ近くにあったものはすでにふわふわと綿毛姿。 (2016年4月中旬) ということで昨年の写真から。 下の方が見えていないので草丈が低く見え…

ウツギ Deutzia crenata

山野に生えるアジサイ科の落葉低木の花。別名は卯の花。 この数日で一度に花が咲き始めたような感じで、いろんなところで満開な様子を見かけるようになりました。 総状花序または円錐花序に白い花を多数咲かせます。香りは特にないようです。 花径はよく開い…

ヤマウコギ Eleutherococcus spinosus

林の縁などで見られるウコギ科の落葉低木。 雌雄異株で写真は雌株の雌花。 散形花序に花弁5枚が反り返った小さな黄緑色の花を咲かせます。 咲き始めで花弁がまだ反り返っていない花。 せっかく花弁があるのだからこっちの方がいい気がしますが、きっと反り…

キショウブ Iris pseudacorus

水深の浅い溝などで見られるアヤメ科の花。 花は外花被片3内花被片3と花柱が花弁状に変化したもの3で構成されています。 大きな外花被片の基部には蜜標があります。 花を見ていると実際にハナバチが飛んできて何の迷いもなく蜜標の位置から花の中に体を突…