Familiar Flowers 2

身近で咲く花たち。

エンジュ Styphnolobium japonicum

道路沿いなどで植栽されたものを見かけるマメ科落葉高木。 枝先にとても大きな円錐花序を出します。全体の色の印象は黄緑がかったクリーム色といった感じなので大きさの割りに花としては目立たない感もあります。 旗弁は白色で中心が黄色をしていて強く反り…

ソクズ Sambucus chinensis

道路に面した林の縁で見かけたレンプクソウ科の植物。 草丈は人の背丈ほどとかなりあります。 大きなものでは15cm以上はある集散花序に小さな花を多数つけます。 小さいですが整った花で花冠は5裂し、太くてしっかりした花糸は花冠とほぼ同色で雄しべが…

ヒメコウゾ Broussonetia monoica

林内や縁に見られるクワ科の樹木。また果実からの記事です。 けっこうあちこちに生えていて果期になると気づくのですが、花の写真をいつも撮り逃しています。 見た目に美味しそうな果実の様子ですが実際に食用になります。でも、以前食べてみた記憶では残っ…

ヤマウルシ Toxicodendron trichocarpum

林内や縁に見られるウルシ科の樹木。 いつも花の時期に書いてきましたが、この写真は花ではなく果実です。 ブログ開始から1年以上経過し、あらたな花も少なくなってきたので、花の様子を撮れていないものでも載せることにしました。 果実は核果で熟すと刺毛…

マンリョウ Ardisia crenata

林の中に育つサクラソウ科の常緑樹小低木。 写真は植えたわけでもなくひとりでに家の塀の内側に生えてきたもの。 けっこうあちこち生えてくるようです。 花はまだ咲いてないものが多いですが、下向きに多数つきます。 花序は複数の散形花序が出ているのです…

チドメグサ Hydrocotyle sibthorpioides

公園の植栽の陰でみかけたウコギ科の植物。 散形花序に花を咲かせますが、足を止めしゃがんで覗き込んてみないと花が咲いていることに気づくのが難しい大きさ。 花弁、雄しべ5で雌しべの花柱は2つに分かれています。 花序の径でも3mmあるかないかで、一…

不明のハギ Lespedeza sp.

道路沿いの土手に見かけたハギの一種。 7月中旬にしてすでにピークのような咲きっぷりです。 葉腋からも花序は出ていますが、枝先に大きな花序が垂れ下がり咲いています。 下の方の花序は小さく葉より短い。 竜骨弁は翼弁より少し長い。 竜骨弁の色は白っぽ…

リョウブ Clethra barbinervis

林にみかけるリョウブ科落葉樹の花。 近づいたときに一瞬香りが漂った気がしたのですが、あらためて傍で嗅いでみても感じることができませんでした。 枝先に総状花序を数本出し小さな花を多数咲かせます。 花序の長さは写真のもので15cmほどでした。 写…

トウコマツナギ(キダチコマツナギ) Indigofera bungeana

道路沿いの土手などに見かけるマメ科の低木。 別名がキダチコマツナギというように、似た花のコマツナギと違い明らかに「木」という姿になります。 中心に写るものはかなり高く、2m以上はあるかなといった感じでした。 辺りを見回してみると縁石沿いに生え…

オオアレチノギク Erigeron sumatrensis

道端に見かけるキク科の植物。 写真のものは70cmくらいだったかと思いますが、大きなものは人の背丈を超えます。 花は今はところどころ咲いているものを見かける程度ですが、7月後半か8月くらいからの方になるとよく見かけるようになると思います。(…

トウネズミモチ Ligustrum lucidum

道路沿いや公園樹などで植栽されているのを見かけるモクセイ科の常緑樹。 ときどき、自然発芽したものが育っているのも見かけます。 刈り込まれたりしていなければかなり高くなります。 花の写真は手ごろなサイズの自然発芽したと思われるもので撮りました。…

モッコク Ternstroemia gymnanthera

庭木や公園樹などで見かけるモッコク科の常緑高木。 野山などで見かけたことはあるようなないようなですが、庭などにはどこからか種子が運ばれてきてひとりでに生えてきたりがあります。 樹形が綺麗でいかにも「木」という感じをしています。 花弁は5枚。 …

アメリカミズユキノシタ Ludwigia repens

水辺に育つ植物で、てっきりキカシグサの仲間でミソハギ科かなと思いましたが、アカバナ科の花でした。 見かけたのは水辺といってもそこに放置された小さな廃船に溜まった水の中で、ある意味水槽状態の場所。 「ルドウィジアなになに」といって水草として栽…

アレチノギク Conyza bonariensis

道端に見かけるキク科の植物。 オオアレチノギクと一緒に昨年あげていますが、あらためて単独の記事。 写真の場所は海岸。どこにでも生えてそうで意外とあまり見かけず、道路沿いや空き地など人工的な場所か、このような海岸の砂地などで見られるますが、そ…

コマツナギ Indigofera pseudotinctoria

道端の草地に見かけるマメ科の植物。 コマツナギの様子は、トウコマツナギ(キダチコマツナギ)との違いという記事で昨年あげていますが、そちらでは萼の様子に注目してましたが、そもそもは姿が違います。 (追記: トウコマツナギでも若い個体は似た姿にな…

マサキ Euonymus japonicus

海岸方面に見られる常緑小高木(または低木)。斑入りの園芸品種など生垣などでもよく見かける樹木。 写真のものは海岸ではないですが海は近い川沿いで、樹高は4mくらいあるかなという感じ。 葉腋から集散花序をだし、淡い黄緑色を帯びた白っぽい4弁花を…

ヒメナミキ Scutellaria dependens

畦など湿地に生えるシソ科タツナミソウ属の植物。 ナミキソウに似て、花も全体の草姿も小さいのでヒメナミキ。 以前まで見かけていた畦では消滅してしまい最近見ることが出来なったのですが、久しぶりに他の場所で見つけることが出来ました。 花は葉腋に1つ…

チダケサシ Astilbe microphylla

林の縁の草地に見かけるユキノシタ科の植物。 花序が大きめのもの。 やや小さくまとまった感じのもの。 花序は垂れず側枝は短めで真横~斜上しています。 小さな花の集まり。 一つの花の様子をくっきり写すのはなかなか大変でうまく撮れないですが、細い花弁…

ヤブコウジ Ardisia japonica

林の中に見られるサクラソウ科の常緑小低木。 葉は3~4枚輪生して付きます。 上部の新しい葉の葉腋あたりから花序が出て、花は俯き咲きます。 花冠は5深裂。 花径は1cm弱。 葉は光沢があり、縁には細鋸歯があります。 樹高?は10cm程度しかないで…

ハンゲショウ Saururus chinensis

湿地に生えるドクダミ科の植物。 草丈は1mほどになり白く色づいた葉が綺麗なので観賞用にも栽培されますが、写真のものもそもそもは植栽されたものかなと思います。 (6月下旬) 白い葉が印象的なハンゲショウですが、まだ花が咲く前の段階ではまだ白くな…

(?)ロシアンコンフリー Symphytum x uplandicum

道端に時折見られるムラサキ科の植物。 いわゆるヒレハリソウと言いたいところですが、日本で野生化してよく見られるものは「コンフリー」ことヒレハリソウ(S. officinale)と「プリックリーコンフリー」ことオオハリソウ(S. asperum)の雑種起源のものが…

トリアシショウマ Astilbe odontophylla

林の縁に見かけるユキノシタ科の植物。 花序の枝がよく分岐する特徴があります。花序の全体像はかなり大きく、この一つの枝で20cmくらいありました。 そういえば、どんな香りだったか忘れてしまいましたが、芳香もありました。 花序の先が垂れます。 細…

オオバコ Plantago asiatica

道端に見かけるオオバコ科の植物。 一応外見上の判断でオオバコと思えるものを載せていますが、基礎生物学研究所プレリリースというページの情報によれば、オオバコはセイヨウオオバコと未知のオオバコとの雑種が起源らしく、外見での見分けはかなり難しいと…

アカメガシワ Mallotus japonicus

道端に見かけるトウダイグサ科の落葉高木でかなり樹高のあるものも見かけますが、先駆樹種でけっこうあちこち生えてくるので、低いものもよく見かけます。雌雄異株。 雄花は、雄しべが多数。 花弁はなく反り返った萼があるだけです。 確かめませんでしたが雄…

アゼナ Lindernia procumbens

その名の通り、畦など湿地で育つアゼナ科の植物。 多数分岐してこんもりと広がります。 花は唇形花。上唇は浅く2裂し、下唇は3裂します。縁や上唇背面がほんのりピンク色。 葉腋から花が単性しますが、タケトアゼナや特にアメリカアゼナと比較すると対生に…

アメリカアゼナ Lidernia dubia (タイプC)

似た花のアゼナやタケトアゼナとともによく畦で見かけるアゼナ科の植物。 (タケトアゼナの記事でも同じようなことを書きましたが)アメリカアゼナの学名はYlistでは標準でLindernia dubia ssp. majorですが、The plant listでみるとそのL. d. ssp. majorはL…

タケトアゼナ Lindernia dubia (タイプR)

似た花のアゼナやアメリカアゼナとともに畦などによく見られるアゼナ科の植物。 Ylistでは標準でタケトアゼナの学名はLindernia dubia ssp. dubia、アメリカアゼナはLindernia dubia ssp. majorとされています。The plant listではL. d. ssp. majorはL. dubi…

トキンソウ Centipeda minima

道端や畦、畑などに見かけるキク科の小さな植物。 葉腋に頭花をつけます。中心に集まっている先が4裂し先が暗紫色を帯びた筒状花が両性花。それらの周りに見えるさらに小さなたくさんの筒状花は雌花。 頭花は3mm程度とかなり小さいです。 葉には2,3対…

クマノミズキ Cornus macrophylla

林の縁に見かけるミズキ科の落葉低木。ミズキと花の感じは似てますが花期がミズキより一か月以上あとになり見かけるようになります。 花弁4で雄しべが4の雌しべが1。 花径は8mm前後といった感じでしたが、花弁が少し反っているのでそれを考慮したら1…

オカヒジキ Salsola komarovii

海岸の砂浜などに育つヒユ科の植物。 点々と砂浜に生えています。 花は葉腋に付きますが、黄色の葯がちょっと目に付く程度で分かりづらい花です。 2枚の苞の間に咲いています。花被片は5枚だそうですが、やや白っぽい部分がそうなのかな~とは思うもののは…

ヒメヤブラン Liriope minor

林の中などで見られるキジカクシ科の植物。 花径は1cm程度。花被片は外花被片3内花被片3の計6枚。 上向きに沿った雌しべが1本あり、6本雄しべは下の方に纏まっていますが、一本だけ上の方にあるものもけっこうあったような。 短い花柄があり、苞があ…

ウツボグサ Prunella vulgaris ssp. asiatica

海岸方面の明るい林の中で見かけるシソ科の植物。 下唇は3裂し、中央の裂片の縁は細かく裂けています。 上唇はかぶと状で毛が生えている。 花の幅は下唇の幅で約9mm。 先日載せた白花のセイヨウウツボグサは5mm程度だったので、ウツボグサの方が見た…

スナビキソウ Heliotropium japonicum

海岸に咲くムラサキ科の花。 スナビキソウは昨年7月に一度記事にしていたので、そこに新たな写真を入れ替えたり追加しようと思ったのですが、ほぼ丸ごとになってしまったので記事ごとあげ直すことにしました。 名前の由来は砂浜に地下茎を伸ばし増えること…

ナミキソウ Scutellaria strigillosa

海岸などに咲くシソ科の花ですが、写真は庭のナミキソウ。 ずいぶん前によそから分けてもらったもので、今のところ身近な海岸などで自生するものを見かけたことはありませんが、どうも情報ではあるような感じなので見てみたいです。 花は2個ずつ(各葉腋に…

よくわからないミヤコグサ(or セイヨウミヤコグサ)

ミヤコグサなのかセイヨウミヤコグサなのかわからないもの。 記事には2か所(最近工事された土手と畦)で撮ったものを載せていますが、まずは最近工事された海岸付近の土手に生えていたものです。 花数的にはほぼ2個ずつ。少々3個のものもあった程度。 萼…

ネジバナ Spiranthes sinensis var. amoena

道端や芝生などによく見られるラン科の花。 まだ咲き始めたものがちらほら出てきたところです。 花は写真のもので横幅4mmでしたが、側萼片の開きが完全でない状態なのでもうちょっとあるかも。縦に測って5mmで、花の長さも5mmくらいでした。 唇弁の…

コヒルガオ Calystegia hederacea

道端に咲くヒルガオ科の花。 花色は白に近くてほんのりピンクといった感じ。 花の輪郭はヒルガオと比べると5角形のような感じがあり、花径は写真のもので3.5cmほど。だいたい3~4cmとされています。 あまり綺麗に撮れてませんが、雌しべの柱頭の様…

アイノコヒルガオ Calystegia hederacea x C. pubescens

ヒルガオとコヒルガオの交雑種とされ、中間的な特徴を持つとされます。 交雑種かどうか外見からの判断しか一般的な観察ではしようがないので、それと思われるものをあげています。 タイプはいろいろあると思われますが、記事前半は花の大きさがヒルガオ寄り…

ヤブニッケイ Cinnamomum yabunikkei

林の縁に見かけたクスノキ科の常緑高木。 当年枝の葉脈から散形花序をだします。 花被は6裂し平開せず丸っこい感じの花。 雄しべは12ということらしいですが、仮雄しべがいくつとか、腺体があるのかとかいろいろよくわかりません。 花を後ろから見た様子…

クリ Castanea crenata

林などに見かけるブナ科の落葉高木。 当年枝に花序を付けます。 雌雄同株で尾状花序に多数ついているのは雄花。 雄花の様子。萼は6裂だそうですが、そう見えなくもないといった程度の画像でもっとちゃんと撮れば良かったと思います。 雌花は花序の基部付近…

ヨウシュヤマゴボウ Phytolacca americana

道端などに見かける大きな植物。 大きいものでは草丈が2mを超えるものも。 花序は総状花序。横に伸びたり垂れ気味だったり色々あります。 花被片5枚で整った花形をしているのでよく見ると可愛らしい花。 雄しべは10ですが、写真のものは11。雌しべの…

(?)ムツアカバナ Epilobium pyrricholophum var. curvatopilosum

道端で見かけたものではなく家の鉢植え。 10年くらい前になんの花か忘れましたが、園芸店で売られていた何かのポットに生えていたのが気になってお願いしてもらってきたもの。 その後は「野草なのでほっといても増えるだろう」と一旦露地植えにしておいた…

セイヨウウツボグサの白花 Prunella vulgaris ssp. vulgaris

林状の公園内で見かけたシソ科の花。 初めて見かけましたが、最近改修工事がなされた場所なので、土砂などと一緒に運ばれてきたのかと思います。 似た花に亜種にあたるウツボグサ(ssp. asiatica)があり白花品種もありますが、セイヨウウツボグサはウツボグ…

ミチヤナギ Polygonum aviculare ssp. aviculare

道端に見かけるタデ科の花。葉腋に小さな花を咲かせます。 花被は5裂しているのですが、たとえば1枚目の写真のように正面から見ると外側に3枚、内側に細めの2枚で外花被、内花被に分かれているように見えたりします。 でも、こちらの蕾の写真でみると縁…

アオツヅラフジ Cocculus trilobus

道端の草地などで見かけるつる性の植物(木本)の花。 今回撮ったものは道端でもない場所で、岩に這っていたもの。 (2016年6月下旬) 一応、こんな風につる植物っぽい姿も見かけます。 でもけっこう草地で他の植物の合間に見かけることも多いかも。 雌…

オニハマダイコン Cakile edentula

河口の砂地に見かけるアブラナ科の花。 葉には艶があり多肉質。 花は1枚目の写真では花弁がなんとか2,3枚見えますが、0枚のものもあります。 こちらは1枚しかない。 一応アブラナ科らしい4弁花なのだろうと思いますが、これまで4弁揃った花をみたこ…

クララ Sophora flavescens

道端の草地に見かけるマメ科の花。 クララという響きの可愛らしい名前ですが、由来は根をかじると苦くて頭がクラクラするからだそうです。 総状花序にたくさんの花をつけています。 花序の長さは写真のもので一番下の花から先端までで15cmくらいでした。…

ヤブジラミ Torilis japonica

道端の草地に見かけるセリ科の花。 似た花のオヤブジラミより一か月くらいあとに見かけるようになります。 草丈は一般的には7,80cmくらいまでとされていますが、ここのものは普通に100cm超えているものばかりで、150cmくらいのものもありま…

イヌガラシ Rorippa indica

道端に見かけるアブラナ科の花。 一か月ほど前に果実が2cm以上のナガミノイヌガラシ(f. longicarpa)をあげていますが、その後もどこで見かけてもまだ緑色の若い果実状態で2cm以上あるものばかりで、やっと2cmに満たないものに出会いました。 なの…

ビロードモウズイカ Verbascum thapsus

アスファルトの道路沿いなどで見かけるゴマノハグサ科の花。 花がしっかりと開いているのは朝だけのようで、昼すぎにはやや半開きのような感じになっています。(朝だけと書きましたが、夜のうちから咲いているかどうかは分かりません) 昼過ぎの花の様子。 …