アラカシ Quercus glauca
ブナ科の常緑高木で、ドングリシリーズは7つ目です。
果実が落ちるのは遅いようで、まだあまり落ちていたものはありませんでした。
あまり果実自体が出来てないようでしたが。(目の届かない上の方にはもっとあったのかも)
堅果は少し重心が先端よりでぷっくりした感じで、殻斗が窮屈そうに見えます。
あと縦の筋が綺麗でした。
殻斗は環状の横縞タイプでだいたい6列くらいだそうですが、写真のものもそんな感じ。
殻斗果での長さ1.5cmほどでした。
なんとか見つけた落ちていた果実。
堅果の長さは1.5cm弱という感じ。1.5~2.0cmという説明をよく見るので、ちょっと小さめのようです。
パッと検索して出てきた情報によると、大きいドングリほど落下時期が遅いとのことなので、大きなものはまだまだどこか上の方でぶら下がっていたのかもしれません。
堅果の径は影になって見づらいですが、広い部分で1cmちょっとありました。
葉は倒卵状長楕円形。革質で葉の半分くらいには目立つ鋸歯があります。
名前が一文字違いのアカガシは全縁。
葉表の様子。初めのうちは毛があり後に無毛らしいです。画像の拡大率が低いのでホコリっぽくみえるだけで分かりづらいですが、ごく短い毛がありました。
葉の裏はやや白っぽい緑。
細かな毛がたくさん生えています。
幹の様子。株元に赤い果実をつけたマンリョウが生えています。
樹皮は縦に深くひび割れたりはせず、皮目は多数ありました。
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